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第2回目は、

「児玉孝一六段」vs「井上慶太六段」です。

先手:児玉孝一
後手:井上慶太

初手からの指し手

▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲7七銀 △6二銀
▲5六歩 △4二銀 ▲4八銀 △5四歩 ▲2六歩 △5二金右
▲5七銀 △4四歩 ▲2五歩 △3三銀 ▲4六銀 △4三金
▲9六歩 △3一角 ▲5八飛 △5三銀(第1図)

1図は児玉先生の▲5八飛に

井上先生が△5三銀とがっちり5筋を受けた局面です。


第1図以下の指し手

▲9七角 △6四歩 ▲6六銀 △6二飛 ▲7五銀 △4二玉

▲8四銀(第2図)

以下、後手の勝ち。

玉先生は▲9七角~▲6六銀と

更に5筋に圧力をかけますが、

後手の井上先生は△6四歩~△6二飛と

徹底防戦の構えです。

さすがの児玉流カニカニ銀もこれでは5筋からの攻めがなく、

▲7五銀~▲8四銀と出て一歩得になりました。

第2図以下、△8二飛と回られる手が気になりますが、

これには▲7五銀と引き、

△8七飛成に強く▲8八飛とぶつけて先手十分です。
なお、△4二玉で△8二飛と歩を守れば

▲5五歩△同歩▲同銀△5四歩▲6四銀右の

攻めがあります。


参考棋譜 (将棋の棋譜でーたべーす)

児玉孝一 vs 井上慶太 1991-11-19 天王戦


                      TO BE CONTINUED…

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