◆早石田ガッチャン飛車(対大内七段)
昭和45年 (第20期王将リーグ戦)
▲升田幸三 九段 対 △大内延介 七段(当時)
初手からの指し手
▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △8四歩 ▲7八飛 △8五歩
▲4八玉 (下図)
8筋を受けずに▲4八玉が新手。
一見△8六歩があるので気になるところだがそれをあえて許すように見せかける
ところがこの戦法の骨子。
<上図以下の指し手>
△6二銀 ▲3八玉 △6四歩 ▲2八玉 △6三銀 ▲3八銀
△4二玉 ▲9六歩 △3二玉 ▲9五歩 △8六歩 ▲同 歩
△同 飛 ▲2二角成 △同 銀 ▲8八飛 (下図)
▲8八飛がねらいの一手。
<上図以下の指し手>
△8七歩 ▲9八飛 △8二飛 ▲7八金 △5二金右 ▲5六角 (下図)
遠見の角に好手あり。
▲5六角のねらいは、▲8三歩から▲8七金の歩のダダ取りと、
場合によっては▲3四角。
参考棋譜 (将棋の棋譜でーたべーす)
26904 升田幸三 vs 大内延介 1970-12-14 王将戦
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