コムギ:先ゆく先輩ママさん達に色々相談しました | つれづれ子育て日記 〜ASD&ADHD&DCD児と定型児〜

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このブログは、小学4年生支援級(情緒クラス)に通う娘コムギ(自閉症スペクトラム&ADHD&発達性協調運動障害)と、年長の息子ソラマメ(今のところ定型っぽい)の日々の記録です。

このブログは、小学4年生支援級(情緒クラス)に通う娘コムギ(自閉スペクトラム症&ADHD&発達性協調運動障害)と、年長早生まれの息子ソラマメ(今のところ定型っぽい)の日々の記録です。
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こちら


子どもの発達に悩む、先ゆく先輩ママさん達の会に参加しました。
毎月参加してるんですが、今回は私に具体的な悩み相談のネタができたので、その話を。
会も長く続いているので、誰かの悩みは、他の人がすでに悩んで試行錯誤したことがあることが多くて、ばっちり当てはまらなくてもヒントになったりするのです。


1つは、板書間に合わない問題。
同時に別のことができなくて、先生の話を聞く時は聞くだけ、板書をノートに写す時は書くだけ、しかできず、聞くことを優先するので授業時間内に書ききれない。先生も全部書かなくていい、と言われているけど、コムギ本人に書ききりたい思いが強く、授業終わりに黒板を撮って、休み時間に書いている。
板書の内容をプリントにして事前に渡してほしい、とお願いしたが、授業の雰囲気によってどこまで進むか分からないので、できないと断られた。
プリントをノートに貼るのはコムギもOKしたので、2学期は黒板を撮った写真を印刷してノートに貼ることをしてみる予定。他に何か対策はあるか?
という悩み相談です。

まず、先生の教え方として一応、板書しながら喋るのはダメと言われてるんだそうで。
なんと。
…でもみんな、書きながら喋ってますよね…。

対応としては現段階では写真を貼る、というのがベターだけど、授業がどこまで進むか分からなくていいからプリントを事前に貰えると良いね、ということでした。
中学生くらいになると、自分だけ写真を撮っているのが嫌だ、と言い出す子もいるそうで…。
でもプリントくれる先生もいるし、くれない先生もいるそうです。

あと、板書のどこを書いたら良いのか(まとめだけでOK、とか)、そこを教えてもらえる(コムギが納得する)といいかも、と。

しかし社会が1番、色々やったり考えたりしなくちゃいけないそうで。
覚えて、まとめて、自分の考えを発表して、板書も多くなりやすいし、理科のように手順が決まってるわけでもないし…。

ただ、高学年になるともっと板書が増えるのに、まだ4年生ですら間に合っていなくて、
更に中学はノートの提出があって内申にも響くので、
個別の支援計画に、板書の書き写しが遅いので配慮を、と書いてもらって、申し送りしてもらうのが良いそうです。

大学生のお子さんのいるお母さんが、
「大学生のレポートは全部パソコンで作成して送信していて、むしろ手書き不可、という教授もいるので、
板書間に合わない問題は高校生まで」
と言われていました。
なるほど。そこまで申し送りすることになるのか、はたまた中高校生くらいでもデータでレポート提出に変わっていくのか。


もう1つは、鉛筆齧る問題。
1、2年でも齧ることがあったのですが、4年生になってから、もう鉛筆がぼっろぼろになるまで齧っていて。
ストレス発散になってるのかもしれませんが、体にいいとは言い切れませんし、見た目も悪いので、やめて欲しいところです。

かじれるくん、というシリコンでできたキャップが売られているんですが、コムギに見せたら、「可愛くないから嫌」と拒否されまして…。
(Amazonでは海外製のシリコンキャップも売ってますが、それらも可愛くない、と)
他のアイデアを聞いてみたんです。

ストレスというよりは、とにかく何か刺激が欲しくて鉛筆を齧っていることが多いので、
刺激を追加するのが良いそう。

案としては、スクイーズやプッシュポップのような、手に待つ系、
机の裏に紙やすりやマジックテープを貼って、鉛筆を噛みたくなったら触る系、
机にふみおくんをつける、バランスボールに乗る系、
他に、スーパーボールを座布団カバーに入れたものを作成して乗ると、だらっとしか座れなかった子がシャキッと座れるようになった、というお話もありました。

一つずつ試してみるぞ!と勇んで家に帰ってパパに報告したら、そばで聞いてたコムギが、「かじれるくんが欲しい」と言い出したので、まずはそこからやってみています。
(家ではかじれるくんを噛んで良い感じだったんですが、学校には「誰も持って行ってないから…」と持っていきませんでした…。
かじれるくんさえ持っていかないってことは、他の手段でできそうなのは、机に貼る系を先生に言ってやってもらうか、参観日とかでつけさせてもらうしかないか…)


そう言えば以前、リコーダーが上手く吹けなくて癇癪を起こすので、ふえピタを買ってみた、と書いていたんですが、それでは解決しませんでした。
やっぱりコムギは手が大きいので、穴が塞げないから正しい音がでないわけではないようです。

YouTubeでリコーダーの吹き方動画がある、とどこかで見たので検索してみたら、あのYAMAHAが動画を出してて、まさにドンピシャな内容が!


強く吹くと音が出ないのか!

最初に上手く音が出なくて、イライラしてより強く吹いてしまって、ますますピー!っとした音になって、癇癪…になってたけど、そのせいだったのか!


なので、この動画をコムギに見せて、音が出なかった時は、「ゆっくりね〜」と声をかけて、それでもイライラしてしまったら、「少し後でもう一度やったら?」「もう今日の練習はやめたら?」と声かけしてます。


コムギもイライラすると上手く音が出ない、ということは理解してて、でもイライラを抑えられない…というところです。

これをコントロールできるようになったら、今後がラクになるんですが、一朝一夕には身につかないですねぇ…。



他のお母さんたちと話をしていて、公立中学の話になりまして。


我が家はA中学の校区なんですが、B中学もほぼ通学時間が変わらず、越境も認められています。

実際、同じ小学校の支援級の人は皆さん、A中学もB中学も見学されている、と先日の個人懇談で担任の先生が言われていました。

その時の担任の先生は、「A中学は落ち着いている、B中学はがちゃがちゃしている。A中学を選ぶ人が多い」と。


先輩ママさん達は、A中学に通われている方もB中学に通われている方もいるので、雰囲気を聞いてみたんですが、

確かに、A中学は静かで、B中学はがちゃがちゃしているそうです。

ですが。


A中学は地域のモデル校となっていて、校風として規律が厳しく、テストも難しく、先生たちの対応も柔軟とは言い難い。その枠にハマれない子は不登校になっている子も多い。

支援級はしっかり支援してくれるけど、交流級に行くとぐったりしている。


B中学はその辺りがゆるく、対応も柔軟すぎるほどで、親が「大丈夫かな」と思うほど。

支援級の人数も多く、支援が回っているとは言い難い面もある。


ただ、B中学を卒業して現在高校生の子は、本来であれば過敏があるので静かな環境がベターだったんですが、がちゃがちゃした環境でも辞めることなく、むしろ

「高校に行くと、きっちりした中学出身の子は『自分が変なことをしていないか不安になる』と言っていたけど、

B中学はいろんな子がいたから、そういう不安になることがない」

と言っていたそうで。


…これは、どちらがいい、という問題ではなくて、親がどちらがいいと思えるか、という問題のような気がしてきました。

(なんだか幼稚園を選ぶ時みたいな感じです…。そして私が選んだのは超自由な幼稚園…)


でもコムギの意見も大事ですしね。

しっかり話し合って、自分の目で見て、判断したいと思います。