このブログは、小学3年生支援級(情緒クラス)に通う娘コムギ(自閉スペクトラム症&ADHD&発達性協調運動障害)と、年中早生まれの息子ソラマメ(今のところ定型っぽい)の日々の記録です。
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私の妹は、数年前まで岡山にいくつかある工業高校のうちの1つの学校の職員をしていたんですが、
高校自体が大手企業の推薦枠を代々持っているので、成績の良い子は就職に回して、成績の悪い子は上手く親を言いくるめて推薦で大学に進学させる、と言っていて…(やはり就職先は学校の実績になるので)。
それで思い出したのが、ブログの二浪日記さんが以前書かれていた記事で、商業高校に行ってから推薦で大学に行くルートがある、と。
商業高校は大体、在学中に簿記を取るんですが、それなりに偏差値上位の大学の経済系の推薦枠を高校が持っているらしくて、一定の級を取れたらそこから進学できる、と。
もちろん、英語とかは普通科ほどしてないので大学で勉強し直すことになるけど、普通科から来た子たちは逆に簿記の知識がないので、お互いに教え合いながら大学生活を送っていける、ついていけないことはない、と。
なので、商業高校や工業高校に行ったとしても、就職よりも大学進学ありきで考える必要があるのかな、と思った上、
そもそも関西には少ないっぽいのです。
ちなみに更に突っ込んで調べてみたら、我が家の近隣には商業科をもつ高校が一校あるのみで、工業系は無しでした…。
だから都市部と地方でこんなに違うのか…。
先日、とある通信制高校の先生のお話をお伺いする機会があり、関西のサポート校の卒業後の進路を見せていただいたら、
半分が大学進学(ほぼ推薦)、残りの半分は、短大、専門学校、就職に分かれていて、就職先は美容師や建築関連、自衛隊などで、大手企業はゼロ…。
(やはり新興の通信制とかは大手の就職の推薦のツテはなさそうです)
今、専門学校も大学化しようとしてる、という話も小耳に挟んだ気がしますし、投資しただけのリターンはなくても大学進学ありきで考えるべきなんだろうなぁ…と思ったのでした。
んで、大学進学を考えて、高校を選ぶ必要があるんだな、と。
でも今は、中学の範囲の学び直しができる公立高校もできてきたりとか、サポート校ありきの通信制高校とか、高校は選択肢が広がって、なんとかなりそう、というのが、私の実感です。
問題は中学ですね…。
コムギの行く予定の公立中学は、先ゆく先輩ママさん情報によると、
支援級は少人数でまったりらしいんですが、通常級のハードルがヤバいそうで。
スモールステップもまったく踏まず、フォローもあまりなく、1年生の1学期から「もう中学生なんだからこれくらいできないと」とがんがん課題を出してくるらしく…。
しかも通級なし(自治体内の4つの中学のうち、通級があるのは2校のみ)。
発達に悩んでる子だけではなく、定型の子たちも大変みたいで、今、その中学では不登校が激増してる、と…。
支援級を選択すると、通常級で受ける教科を選択できるらしいんですが、もういっそのこと9教科全部支援級にしたい…(それは可能だそう)。
私立も少し頭を過りましたが、WISCで指摘された通り、コムギには少人数でしっかりフォローしてもらいながらまったり、があってる気がするので、いくら私立でフォローがあろうとも、地域の公立中学の支援級が1番良いような気がしています。
配慮のある私立校が電車通学確定というのも、二の足を踏むところですが(学費もね)。
ま、コムギが中学を考える頃にはまた、状況がガラッと変わってる可能性も大いにありそうですし、
結局はコムギがどうしたいか、なんですけどね。
(長々書いて結論それ)