このブログは、小学3年生支援級(情緒クラス)に通う娘コムギ(自閉スペクトラム症&ADHD&発達性協調運動障害)と、年中早生まれの息子ソラマメ(今のところ定型っぽい)の日々の記録です。
自己紹介はこちら。
こちらは夏休み明け。
児童精神科の定期診察がありました。
料理動画祭は終わって、新しく絵を描くのもノらなそうな感じだったので、
直近で放デイで作ってきた絵を持って行ったら?と言ってみたら、自分で選び始めて。
目と口と衣装が変わる絵を持って行きました。
夏休み明けにしたのは、2学期始まって何かあったら…と思って設定したんですが、特に相談するようなことも起らず。
コムギの暴走はいつも通り、主治医の先生に話しかけまくりました。
なのですが、今回は主治医の先生がコムギの絵を見て、「色のセンスがいい」と。
たくさんの色を使いながら、バランスがいいそうで。
…前もそんな話をしていたな、と思ったら。
「このセンスを伸ばすことをさせてみたら。例えば、料理が好きなら、作る方じゃなくて、彩りを考えたお弁当作りをさせてみたら」と。
…ええ〜、彩りはいいけど、そんなに色々作れないと思うんですけど…。
「作るのはお母さんでもいいのよ。色々用意して、その中から本人が良いというものを選ぶことが大事」
…そんなバイキングみたいに色々用意するの、朝から無理じゃないですか…無理とか言ったらいけないんですか…。
と思っていたら、おもちゃで遊んでいたコムギを呼んで。
「コムギちゃん、『まごわやさしい』って知ってる?」
(まめ、ごま、わかめ=海藻、野菜、魚、しいたけ=きのこ類、芋、のすべてを取り入れた和食の基本のお話…)
「体に良くて、彩りもいいお弁当になるのよ」
「先生のお弁当は『まごわやさしい』全部入ってるのよ」
と写真を見せてくれて。
(そうなのですよ…先生は自分でできちゃう人なんですよねぇ…)
…そんな弁当、私が食べたいけど、ハードルたっか!!
コムギは「写真撮る!」と先生のお弁当写真を私のスマホで撮っていましたが、そこで満足したようで。
…まあ、とりあえず、これが今回の課題ですね…。
『まごわやさしい』は無理だけど頑張るよ…。
ということで、迎えた弁当が必要な遠足の日。
とにかく種類を集めないといけないので、メモに書き出してみました。
卵焼き、じゃこピーマン炒め(作り置き)、ミニトマト(生)、タコさんウインナー(レンチン)、かまぼこ(すみっコぐらし)、唐揚げ(冷食)、コーン&枝豆(冷食)。
それを見てコムギさんが「自分で作る!」と張り切ったので、
「お母さんはどこまで用意していたらいい?」
と聞いたら、「材料をキッチンに並べるところまで」。
…はい。了解です。
で、朝から1つ詰めては悩み、1つ詰めては悩み…。
おまけに卵焼きはある程度詰めてから作る、というので、もうかなり押せ押せな時間に。
時間にヒヤヒヤしながら、でも焦らせて崩れたら面倒なので落ち着いた声かけしながら、
なんとか完成。
(用意した材料はすべて詰め込みました。全部入れたい!という気持ちが前面に出ました)
…主治医の先生にはちくりと言われそうな内容ですが…。『まやさ』が私の精一杯です。
(これにラップおにぎりとみかんで完了)
本人はウキウキで遠足に行って、完食して帰ってきました。
次のお弁当は冬休みの放デイ辺りかなぁ…。
(ぐったり)