Blue Note Tokyoに行ってきた! | スガ シカオ オフィシャルブログ コノユビトマレ Powered by Ameba

Blue Note Tokyoに行ってきた!

おつです。


世界をまたにかける日本屈指のJazz ピアニスト「塩谷哲 with SUPER SALT BAND」を観に、Blue Note Tokyoに行ってきました。


Jazzにとどまらないオールラウンドプレイヤー塩谷哲 =Salt(Pf)を支える豪華メンバーは、これまたビックリ!!



◆大儀見 元(Per)・・・「Party people」「バナナの国の黄色い戦争」など、近年のスガFunk曲にも参加の天才Per。伝説のバンド、オルケスタ・デ・ラ・ルス初代リーダー、日本サルサ界の中心人物。



◆田中義人(Gt)・・・言わずと知れた現スガシカオバンドの最重要メンバー。いま日本で一番スケジュールの取れない炎と情熱のギターリスト。好物はカレーライス。



◆松原秀樹(Ba)・・・言わすと知れたShikao & The Family Sugarの重鎮・怪物ベーシスト。CDでもスガ作品に多数参加。泣く子も黙る鬼グルーブ、演奏する姿はまさに阿修羅。



◆山木秀夫(Ds)・・・伝説のバンド「SHOGUN」のオリジナルメンバーにして、日本のDrum史の歴史そのもの、アングラジャズからB’zまでこなす日本の音楽シーンの生き証人。ファーストアルバムからスガ作品にも多数参加「In My Life」「あまい果実」「ストーリー」「グッドバイ」他。。。世界3大「秀夫」の一人。



どんだけのメンバーやねんっ!!!!

(;´Д`)ノ



テレビやCD、イベントやコラボなんかでSaltのピアノを聴く機会は多いのだけれど、生でガッツリ聴くのは実はまだ2回目。


最初に聞いたのは90年代終わりの大阪Blue Noteだった。

ピアノとは思えないエッジの効いたFunkyなタッチに、この人本当にシャズの人??って疑うほどだった。


超攻撃的で、変拍子の嵐、トリッキーなビートの中で、弾きまくっていた。

Saltがいれば、パーカッションもドラムもいらないのでは??ってくらい、一つ一つの音が打楽器だった。




それから10数年、久々に聞いたSaltの音は全く違った。


時に春の日差しのように全体をくるんだかと思えば、突然猛獣のように弾きまくり、ほかの人がソロを弾けば、それがかっこよく聞こえるようにさりげなくサポートする。


SUPER SALT BANDのピアニストであり、コンダクターであり、オーナーであり、中心だった。


相変わらずものすごいリズム感とソリッドなタッチで弾きまくっていたけど、それ以上にドシンとしたシンプルなかっこよさが印象的だった。



世界的なピアニストを前に、おれなんかが言うのもおこがましいが、これほどのスキルと、これほどのバンドマンが目指すものは、もはやテクニックとかグルーブとかではないのですね・・・・。


そんなものは、鼻くそほじくりながらでもできてしまうだろうから。



彼らの目指しているものは「宇宙」なんだね。


そこにしか存在しない宇宙、その日にしか誕生しない宇宙。



昨日、おれの前で誕生した「宇宙」は、目の前でビックバンを起こし、猛烈な勢いで膨張し、すべてを飲み込んで、拍手の中で終わって消えた。


おれは、実はジャズとか難しくてキライだ。

コルトレーンチェンジができたからって、別に拍手はしない。

魔法のようなアッパーストラクチャードができたからって、そんなことはどうでもいい。



大切なのは「うわぁ~~~カッコいい」っていう熱い気持ちが、胃の底から吐き気になってこみあげてくるかどうかだ。


はたして、昨日の「宇宙」は、かなり吐き気をもよおした。


あれが、ジャズなのかどうかは、もうどうでもいい。


ひたすらかっこよかった。


「塩谷哲 with SUPER SALT BAND」は、4月19日Blue Note Nagoyaでツアーを終え、このメンバーでアルバム制作に入るそう。




楽しみだ~~~~!!

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