「美術検定」
「美術検定」は、は もともと「アートナビゲーター検定」という「名称」でした。
2007年から変更したものです。
公立美術館127館が加盟する美術館連絡協議会・読売新聞社・美術出版社が組織する
「美術検定」実行委員会が主催する、民間資格です。
これまで「わからない」だけで済ませて抽象画や現代画に興味がなかった方も、
この美術検定をきっかけにして、その意味や絵画史における位置づけなどを体系的に
学んでみるのも面白いかと思います。
美術検定は、に直接収入につながる類の資格ではありません。
余裕のある中高年世代にとっては、絵をみることそして数多くの美術作品に触れることは、
生涯にわたって楽しむことのできるひとつの喜びになるはずです。
美術検定を通じて得た体系的な知識によって、一枚の絵を見る楽しさがきっと何倍にも広がることでしょう。
「美術検定」は1~4級まであり、4級はマークシート50問・3級はマークシート100問・2級はマークシート100問+穴埋め問題、1級は穴埋め問題と記述式問題のみとなっています。
3級と2級は『美術検定公式テキスト 西洋・日本美術史の基本』の掲載内容が主な出題範囲とされているので、まずはこの公式テキストを通読したあとに、それぞれの級に向けて用意された練習問題集にチャレンジしてみるのが、正攻法の試験対策になります。
1級は合格率が14.9%(2009年度実績)と難関ですが
やりがいはあると思います。
・美術検定
【試験日】 11月上旬(受験要項 をご参照)
【受験資格】 特に無し(但し1級は、2級取得者のみ受験可能)
【合格率】 4級 95.4% 3級 66.5% 2級 34.6% 1級 14.9%(2009年度実績)
【問いあわせ先】 「美術検定」実行委員会事務局
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