今日は長男(小6)の体調について記録します。


長男は就学前から起床時にめまいを訴えることがあり、昼頃には症状はなくなるので、起立性低血圧だと思っていました。小3のときに眼球が意志とは関係なく揺れ動いてしまう眼振の症状が見られ、いろいろ検査し、良性発作性頭位めまい症と診断を受けました。


私自身、20代半ば頃からめまいを出現し、同じ診断名を受けています。でも子どもがなるとは思っていなかったので、非常に驚きました。

めまい防止の体操をするようになってから、私も息子も症状は落ち着いていたのですが、今年の3月の春休みに朝起きたら長男が耳が聞こえにくいと言い出しました。いろいろ調べた結果、めまいが出る既往もあるため、診察を早めに受けた方がよさそうとなり、近所の耳鼻科を受診しました。

先生は始めは、「鼻水出たりして中耳炎になっちゃったかな~?」といった反応だったのですが、鼻水は出ていないこと、めまいの既往があることを伝えると先生の表情が少し変わった感じがしました。診察では耳の中はきれいで中耳炎ではないとのこと。聴覚検査をした結果、低音だけが聞こえにくくなっており、先生からはメニエール病と同じ傾向か出ているとのお話でした。



集中的に強い薬を使って炎症を抑えることで効果がみられることがあるようで、説明を受け、プレドニゾロンを短期間服用しました。服用すると免疫機能が低下するため、数日後にコロナの予防接種1回目を予定していましたが、服用中は延期との指示でした。
子どもには頻回には使えない薬なので今回だけの治療とのことでした。


数日後、1日だけ強いめまいが出現しました。長男はそちらのほうが辛かったようです。

一週間後の再診時、本人の主観では耳の聞こえは良くなった気がするとのことでした。
聴覚検査の結果はあまり改善しておらず悲しい


両側とも落ちてるし...不安
先生からは一般的な経過としては、めまいの症状はだんだん軽くなり、聴覚の症状が残存する?ことが多いと説明がありました。
プレドニンの服用は終了し、イソバイドシロップが処方されました。耳の平衡機能を司る部分の浮腫を改善する薬です。ネットではメニエール病は脱水に気をつけて、水分を十分摂取する必要があることが書かれていました。利尿をすすめることと、水分を十分とることは反対な感じがしたので、先生に質問してみました。脱水状態になると、バソプレシンが分泌され、水分を体に取り込もうと浮腫みやすくなってしまい、平衡機能をつかさどる耳の中が浮腫むと症状が出やすくなるため、メニエール病の人には脱水に気をつけなくてはいけないと言われているそうです。

イソバイドシロップは苦くて飲みにくいと有名なようですガーン
薬剤師さんに教えてもらった通り、オレンジジュースで薄めて飲むと、長男は辛くないようで1日3回しっかり服用できました。


さらに2週間後の聴覚検査は、


両側とも改善傾向でした~!泣き笑い

先生からはあと数日イソバイドシロップを服用したら終了して良いとのことでした。耳の聞こえにくさやめまいが出たら服用できるように多めに処方してくれました。

それから聴覚の訴えはなく、2度ほどめまいがあり、数日イソバイドシロップを服用しました。めまいの体操は一日おきにしていたものを毎日行うようにしました。5月以降は症状はなく、服用はしていません。今月8月に入って、1度だけ起床時にめまいがすると訴えがありましたが、お昼頃には症状は落ち着き、その日だけの症状で落ち着いたため、服用はしていません。

コロナの予防接種の問診票にある、「1ヶ月以内にかかった病気」というところに、「メニエール病」と記載すると、小児科のおじいちゃん先生に、今まで子どもでメニエール病と診断されている子をみたことがないと言われてしまいました。耳鼻科の先生もあまり聞かないけど、大学病院時代に1人?いたような気がすると言っていました。小児ではやはり珍しいことのようです。

また変化があったら、記録します。
最後まで読んでいただきありがとうございましたクローバー