確か1回目の司法書士試験に落ちて、2回目の土地家屋調査士試験に臨むとき、こういった類の本を2、3冊読んだことがありました。
こんな感じのものです↓
かなり真剣に挑んだ1回目の司法書士試験で、午前も午後も択一の足切りにあって、これはこのままの勉強法で次に進んでもダメだなと、藁にも縋るような思いで読んだと思います。
結局どうだったのか。
私にはほとんど使えるものはありませんでした。
読み終わって、「あぁ迷走した。地道にいくしかない」と思った記憶があります。
でもそんな中、最後の司法書士試験まで使用した暗記術?が一つだけあります。
それは、個数で覚えることです。
これはめちゃくちゃ有効です。実際に私が使用していたノートには、いくつも○○個というメモがあります。
どれだけ難しいことも、逆に簡単に記憶できるようなことも、まずは個数から覚えます。例えば留置権の成立要件は4つ、登記原因証明情報が不要な場合は4つといった具合です。
このやり方によって圧倒的に思い出しやすくなります。それと復習がしやすくなります。まず個数を覚えて次の日もとりあえずあれの要件は何個だったのかと思い出す感じです。個数を毎日思い出すことによって、不思議とその内容も頭に残っていきます。
もう一つ重要なことが、消去法に使えるということです。極端な例ですが、答えが4つあるものを記憶して、試験に見たこともない5個目が出た時、その選択肢をすぐ消すことが出来るようになります。
自分が記憶した4つ以外にはないと断定できることが、こういう試験ではとても重要になってきます。
だいぶ分かりづらい説明になってしまいましたが、ぜひ一度お試しください