世の中での日帰り手術なんて、レーシックとか白内障とか、
眼科のくらいしか知らなかった。


採卵は、日帰り手術。

夫も付き添ってくれた。


まずリカバリー用の部屋に通され、着替えを済ませる。

看護師さんとスタンバイ用の部屋へ行き、手術前の点滴を施される。


10分ほどすると手術室に通された。

静脈麻酔を点滴に注入。


子宮からエコー(カメラ?)針を突っ込んで、卵巣を突き刺し卵を吸い取る。
静脈麻酔で寝てるはずなのに、先生の声が聞こえる。
手術の終盤は、何されてるかわかったもんな。
目の前は真っ暗で、光がチラチラしてて、
痛みが走って力が入る。
早く終わってくれー!!って思ってた。

「終わりましたよ~」
ストレッチャーでリカバリー用の部屋へ運ばれ、点滴を受ける。
おなかが、痛い!!!
味わったことのない痛み。
そらそうやな、卵巣刺したんやから・・・。

どーんどーん、鐘が鳴っているような痛み・・・。

ほどなく夫が入室。
麻酔でとろーんとしている妻を言葉少なに眺める。

麻酔もだいぶ覚め、今後の説明や薬剤師の指導を聞き、
最後に看護師さんが注射を。

夫はわたしが注射されるのを初めて目の当たりに。

夫もがんばってくれているけど、
やはり病院に通うのは女性。
不妊原因がどちらにあったとしても、女性が通う。

「ずいぶん負担をかけてたんやな、ありがとう。」

注射がしんどくて八つ当たりばっかりしてたけど、
その一言で救われた。
「明日の注射は、送っていくから」

採卵数は13個。
自然周期だったら1つか2つそこそこだから、注射のおかげでかなり卵胞ができて、
うまく育ったんだろうな。
いくつ受精したかは、翌日の注射で分かった。

ちょうど土曜日で、夫も診察室へ。


卵巣の腫れもなく、13個の卵子のうち、9個が無事受精。

でも、やはり体外受精(イクラに精子をふりかける感じ)では受精せず、

顕微授精での受精とあいなりました。

いやーん、追加料金!


移植は「胚盤胞移植」。

新鮮な状態だけど、いきなり移植するんじゃなくて、

ある程度受精卵を分割させてからの移植。

「胚盤胞」とはその分割段階の名称。


胚盤胞まで育つのはいくつだ!