いっぱい散歩して

美味しいプレッツェル頬張って

よく寝る

 

私の理想郷、ドイツにあったわ

 

『ドイツの女性はヒールを履かない』

著:サンドラ・ヘフェリン

 

10歳で将来大学へ行くか職人になるかを決めるドイツの学校のシステムを知った時、「あぁ、案外その方がいいかもな。」って思った。夢見て特別な誰かになるよりも、毎日しっかり地面に足つけて生活し、手が届く範囲の幸せを謳歌するほうが素敵だと感じるからだ。

 

日本は「努力」を称え「諦め」を嫌悪するが、ドイツには「成長期の早い段階での諦め」が存在する。

 

私は15歳の時、幸か不幸か、家庭の経済状況&自分の能力としっかり向き合い「諦める」事を経験した。そもそも将来の夢など考えても無かったので全く悲しみも感じず、淡々とその後過ごしている。

そのおかげか分からないが、日本的基準で考える幸福のハードルは低いタイプの人間になったと思う。

 

いいないいな人間っていいなレベル

美味しいご飯パクパク

あったかい布団で眠るんだろな

これで幸せな人

 

「私よくやったよ、こんなもんだよ、えらいよ今日まで生きてて。最高自分、ビール飲んじゃえ!」って毎日思ってるもん。

 

夢は素晴らしいけど

生きるのに絶対必要ではないんだよね

だからこそ

夜空のお星さまに願うぐらいの

大きな夢を持ってもいいはずなのに

そんな夢を他人に言ったら

馬鹿にされるのが現実

 

「夢=目標」になってる日本

ちょっと窮屈だから

子供の見本である大人のおばちゃんの私は

「夢は大金持ちになって毎日美容師にシャンプーしてもらう事。ドライヤー付きで。」って微妙に叶いそうで叶わない夢を星に願いつつ、今日もビールでソーセージ流し込むわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンドラ・ヘフェリンさんの本

 

 

●本で書かれているけど、なんで日本は予定が沢山入ってる方が良いって文化になったんだろう。あと爆買いVlogとか物を沢山買わない国の人からは冷めた目で見られてんのかな。