ひとつ前の記事から『72時間ホンネテレビ』を見て
「新しい地図の3人とどうやって時間を過ごすのが一番贅沢な時間の使い方になるのか」
を考えていっているのですが、今回は草彅剛さんについてです。
草彅剛さんと過ごす贅沢な時間の過ごし方。それは「一緒に犬の散歩に行く」になると思いました。愛犬のクルミちゃんとのお散歩のイメージで大丈夫です。
ちょっとこういう話をしたいのですが、稲垣さんと草彅さんに共通している雰囲気って「ミステリアス」になると思います。
でも、稲垣さんのミステリアスって迷路になりつつも、ちゃんといくつかのゴールにたどり着きそうなのです。「あ、こういう理由があったからあの稲垣さんの雰囲気が出ていたわけね」みたいな。
でも、草彅さんのミステリアスって、“ゴールだと思ったらスタート地点に戻ってきている”ような迷路がどうしても感じられる。
それってすごいことで、たとえば草彅さんってテレビで見ても「どこからどこまでが“素”」ってわからない方でしょう? そして、草彅さんを見ているうちに「あれ、もしかしてこの人は全部“素”なんじゃないか」という疑惑も出てくる(笑)でも、その疑惑が出てきたところでこちらが安心するとすごく超人的な役者さんとかタレント性を発揮したりする。つまり、本当に読めない(笑)
昨日の『72時間ホンネテレビ』で、出演者全員でカラオケで得点で72点を出す企画があったのです。72点だからちょっと途中下手に歌わなければいけない。
それで草彅さんが出てきたのですが、すげー下手に歌って(笑)本当にいつも爆笑してしまうのですが、この方って「よし、ふざけるぞ! 」と心に決めたときのアクセルの踏み方がすごいじゃないですか。ちゃんとすごくふざける。とにかく動きが読めない(笑)
だから、草彅さんと過ごす贅沢な時間って、本当に“素”の時間である愛犬との散歩の時間とか、一緒に洋服を買いに行くとかになると思うのです。いわゆる草彅さんが無言の時間ですね。そして、一緒にいるなかでノビノビと過ごして欲しい。「この人には好きなことをしていて欲しい」と周囲から思われるのって、草彅さんにしかない人柄があるからだと思うのです。
ちなみになんですけど、人のタイプとして草彅さんって「感覚的な創業経営者」に多い人なのです。たとえば草彅さんが美容院を経営していたら、ある日突然「このイス全部とっかえよう」とか言い出すような人。そこに理屈はないんだけど「あ、もうこれ飽きた」と思ったら自分で内装とか全部変えてしまって、そしてそれがすごく上手くいってしまうような天才的な感覚の人。
天才的な感覚の人って常に「言葉」が追いついてこないのです。「パッ」と思いついたことをそのままやりたい。
そういう「ゆっくりしているようで、穏やかそうで、一番刺激的なことができる人」って本当にすごく貴重な存在なのです。愛される。
だからこそ、気を抜いてゆっくりした時間の表情を見られる人はすごく贅沢に感じられるはずです。
それでは次の記事で最後に香取慎吾さんについて書きたいです。