※この記事は、NEMLOG2020年10月17日の記事にAmeba Pickのリンクを足したものです。
癌成長の衝撃的な事実【2】
なぜ記事を書いたのか
前回の続きですので、必ず第1回から御覧ください。
今回は、そもそも私がなぜ癌の記事を書いたのかについて、御説明しようと思います。
きっかけは、こちらの記事です。
こちらに7zoesanさんの奥様の御友人が癌で余命3ヶ月から6ヶ月と宣告された件に関し、「祈る事しか出来ない」と書かれていたからです。
癌のエサが動物性たんぱく質である事はアメリカでは既に常識となりつつあるのに、日本ではなぜかこの情報が全く普及しない。
私は末期癌が治るかもしれない情報を知っているのに、ここにいる皆さんは誰も情報を知らず、祈る事しか出来ないと言っている。
しかし、この話は今までの常識とは違うせいで、話しても信じて頂けない可能性も高い為、最初は話すべきか悩んだのですが、とにかく伝えてみようと、7zoesanさんに以下の様なレターをお送りいたしました。
どうも、しーさんです!
乳癌の記事を読んでちょっと気になったので、レターをお送りする事にしました。
簡単に言うと栄養学の書籍の御紹介なのですが、まず前提として
・著者は「栄養学分野のアインシュタイン」と呼ばれているアメリカの栄養学の世界的権威で、国の栄養プログラムにも多数参加されているとても信頼出来る方である点
・動物実験や疫学調査で完全に科学的エビデンスのある話なので、疑似科学やあやしい民間療法の話では無い点
を特に強調した上で、是非こちらの書籍を購入して読んで頂きたいので、御連絡しました!
チャイナ・スタディー 葬られた「第二のマクガバン報告」(合本版)
値段は3300円とちょっと高いですが、人の命に係わる話なので、是非御一読頂きたいと思っています。
なお、なぜこの完全に科学的エビデンスのある話がなかなか広まらないのかの実情を描いた書籍の日本語訳版が今年になって刊行されたので、こちらも合わせて御紹介しておきます。
WHOLE がんとあらゆる生活習慣病を予防する最先端栄養学
実は、この話をしても殆どの方は本も読まずに疑似科学扱いしてバカにするので、最初はスルーしようかと思ったのですが、「余命は3ヶ月から6ヶ月」という箇所を読みいても立ってもいられなくなったので、バカにされるのを覚悟の上で、御紹介する事にいたしました。
それに、世間から詐欺扱いされている暗号通貨の革新性を理解出来る方なら、頭からバカにして本を読まないという事も無いかもしれないとも思ったからです。
患者さんには疑似科学やあやしい民間療法や詐欺で多額のお金を失う前に、是非共この情報が届いてくれればと思っています。(まあ、患者本人が知識を信じた上で実行しないというのも一つの生き方だとは思うので、それはそれで否定はしませんが…)
何はともあれ、「祈ることしかできない」という事だけは「絶対に無い」という事は、御理解頂ければと思います。
今読むと、かなり警戒して書かれている文章である事が分かりますね。
というのも、この問題は気を付けないと「思想」や「感情」の問題と誤解されやすいので、あえて「菜食」とか「ベジタリアン」という言葉を使用せずに、完全な「ファクト」(事実)である事を強調しようとしているのが分かります。
本当に恐ろしいのは、最初に「思想」や「感情」の問題だと思われてしまうと、「宗教乙w」になってしまい、その後一切真面目に話を聞いてくれなくなる可能性がある事です。
これに対し、7zoesanさんからは以下の様な御返答が届きました。(御本人の許可を得た上で掲載しています。)
連絡ありがとうございます。
私も健康を生業にしているため自分の専門分野以外の健康関連書籍も読みますし、たとえエセ科学や疑似科学であっても科学ですべてを解決できないとも考えているため参考にすることもあります。
ご紹介の書籍ですが、気になるので手にとってみようと思います。
また、記事を読んでいただきありがとうございました。
いや~、さすがに世間から詐欺扱いされているNEMの革新性に気付く方は違いますね。
世間から「エセ科学」、「疑似科学」と言われているようなものでさえも、決して最初からバカにしたり無視したりするのではなく、きちんと調べようという姿勢は素晴らしいです。
実際、世間から詐欺扱いされている物をよく調べてみると、99%はやっぱり詐欺だったりするのですが、残りの1%にブロックチェーンテクノロジーの様な「本物」があったりするので、本当に自分でよく調べる事はつくづく重要なのだと思います。
それに対する私の返答はこちらです。
書籍を御購入して頂けるとの事で、嬉しいです!(勇気を出してレターをお送りして良かったです!)
日本では人口が減少しているのにもかかわらず、癌患者は増え続けていますが、アメリカではこの正しい知識が広まるにつれ、先進国の中で唯一、癌患者が減っていっているそうです。
徹底して実行した場合、末期癌の状態から完治した方も沢山いるので、癌患者の方には是非共知って頂きたい情報です。
なお、昨日の時点では忘れていたのですが、確かDVDも出ていたはずと思い調べてみたら、ありました!
フォークス・オーバー・ナイブズ~いのちを救う食卓革命 [DVD]
取りあえず急いで内容を知りたい方や、本を読むのが苦手な方には、まずはこちらをオススメした方が良いかもしれません!(私も今Amazonで注文しました!)
DVDを観た後に本2冊も読めば、完全に理解出来ると思います!
ここにあるように、「フォークス・オーバー・ナイブズ」を購入したのはこのやりとりがあったからで、私も勉強になりました。
7zoesanさんからはその後、本当に書籍を購入し、読んでいるとの御連絡も頂きました。
という訳で、今までnemlogで癌の話や肉の話が出ても私がスルーしていたのは、「どうせ言っても信じずに、バカにされたり無視されたりして終わるだろう。」という思いがあったからなのですが、今回7zoesanさんが真面目に話を聞いてくださり、本も購入してくださった事で、これはきちんとした記事にしたら他にも真面目にこの情報に興味を持ち、本を購入してくださる方もいらっしゃるかもしれない、1人でもそのような方がいるのなら、記事にするべきではないか、と思ったのです。
ただ、中途半端に書くと誤解される内容でもある為、書くなら徹底的にやるしかない、長期連載と言う形で説明しようと思い、行動に移す事にいたしました。
なお、前回記事をUPした10月7日に新しい本の情報を得た為、第2回を執筆する前に本を読む事にしたので、こちらの掲載が遅くなりましたが、読んだ結果最初に読むべき本をこの本に変更する事とし、本も7zoesanさんに御紹介する事にいたしました。
そのレターがこちらです。
度々スミマセン、しーさんです。
実はとても素晴らしい本を見つけた為、2冊一気に読んだのですが、奥様の御友人にはこちらの本を薦めた方が良いと思い、御連絡しました。
食事のせいで、死なないために[病気別編] もっとも危ない15の死因からあなたを守る、最強の栄養学
Kindle版はコチラ
こちらに奥様の御友人と同じトリプルネガティブの乳癌の方が、PBWF食の食事療法で完治し、その後3年以上癌の無い生活をしているという記事がありました。(再発予防にブロッコリーとフラックスシードの粉末も食べているそうです。)
病気編の続編として、食材別編も出ていて、こちらには具体的な調理方法も載っています。
食事のせいで、死なないために[食材別編] スーパーフードと最新科学であなたを守る、最強の栄養学
Kindle版はコチラ
この本の凄い所は、著者の主観が1つも無く、全て実験データの結果のみで構成されている点です。
著者は世界中で毎年発表されている2万件以上の栄養に関する実験データをグループを作って手分けして全て読み、信頼出来る有益な情報だけを選んで載せているので、これ以上信頼出来る最新栄養学の本は今の地球上には存在しないのではないかと思います。
私は人に本を御紹介する時は、読んでいる途中でたとえそれがどんなに良い本だと思ったとしても、必ず最後まで読んでから御紹介する事にしています。(本の中には最後の最後で別の結論に到達する本もあるからです。)
2冊で700ページ以上ある本を読了するのには少し時間がかかってしまいましたが、この姿勢の方が絶対に誠実だと思うので、今後も続けていきたいと思います。(DVDに関しては今回注文時に紹介していますが、「チャイナ・スタディー」の動画ですし、届いたらすぐに内容を確認出来る為、もし問題があれば訂正も早く出来ると思い、「かもしれません」と書いた上で先に御紹介させて頂きました。)
このレターに対する返信とその御返答も以下に掲載しておきます。
色々ご紹介いただきありがとうございます。
ただ余命宣告され、死を受け入れている、その中で前向きに家族と向き合おうとしている友人に対して、また生のために、外野が色々勧めるのも、酷な気もしてなかなか気が進まないのが正直なところです。
ただご紹介いただいた本は機会があれば読ませていただき、紹介できるタイミングがあれば彼女のブログにコメントを残してみたいと思います。
薦めるべきか悩む姿勢は、私も実際かなり悩みますし、よく分かります。
ただ、動物性食品の摂取をやめると本当に癌の成長は止まるのに、きっとその方は何も知らずに今日も3食、動物性食品を食べているかもしれない事を考えると、それでも教えるべきなのではないかという気持ちがあるのも事実です。
私の母は乳癌で亡くなりましたが、最初に癌が見つかった時は既に末期で癌が全身に転移している状態で、余命数ヶ月と言われました。
当時、私は癌が動物性たんぱく質で成長する事は知っていた為、肉を減らすようアドバイスし、その後4年間生きたのは肉を減らした為だと思っているのですが、徹底したPBWF食は実践しなかった為、もし実践していたら死なずに済んだ可能性もあったのではないかと、今でも考えます。
どうされるのかはもちろん7zoesanさんのお考え次第ですが、言うなら早い方が良いと思いますし、実践するなら中途半端にはやらず、徹底したPBWF食を実践すれば、助かる可能性は十分にあると思いますので、後悔の無い方法をお選び頂ければと思います。
今回はここまでです。
次回は私がこの情報を信じた理由の1つをお話ししたいと思います。
●必ず「一次情報」を御確認ください。
この情報に関しましては、以下に一次情報を掲載いたしますので、是非御購入をして内容を御確認頂ければと思います。
・お薦め映画
食事をT・コリン・キャンベル博士の推奨するPBWF食(プラントベースでホールフードの食事)にすると、数値がどれだけ改善するのかのドキュメンタリー映画で、概要を知る事が出来ます。
「アバター」の監督ジェームズ・キャメロンは、このドキュメンタリー映画を観た後、そのままキッチンへ行き、全ての動物性食品を捨てたそうです。
さすがに、あのおぞましい血管の画像を見たら、動物性食品を全て捨てたくなる気持ちも理解出来ます。(もっとも、私だったら既に買った分の動物性食品位なら捨てずに食べると思いますが、こういう所、海外の方は徹底していますね!)
・お薦め書籍 優先順位1
※Kindle版(食材別編との合本版)はコチラ
最新栄養学に基づく病気別の対策が書かれている本で、一番最初に読まれる事をお薦めいたします。
この本の凄い所は、著者の主観が1つも無く、全て実験データの結果のみで構成されている点です。
著者は世界中で毎年発表されている2万件以上の栄養に関する実験データをグループを作って手分けして全て読み、信頼出来る有益な情報だけを選んで載せているので、これ以上信頼出来る最新栄養学の本は今の地球上には存在しないのではないかと思います。
なお、この本に掲載されている、食事によって病状の進行が止まったり、改善したりする病気は、心臓病、肺疾患、脳疾患、消化器癌、感染症、糖尿病、高血圧、肝臓疾患、血液癌、腎臓病、乳癌、自殺性鬱病、前立腺癌、パーキンソン病です。
・お薦め書籍 優先順位2
※Kindle版(合本版)は上記で御紹介しています。
最新栄養学に基づく食材別の知識が得られる本で、いろいろなPBWF食の調理方法も載っています。
・お薦め書籍 優先順位3
※Kindle版は出ていないようです。
こちらは「チャイナ・プロジェクト」について書かれた書籍です。
「フォークス・オーバー・ナイブズ」は概要しか分からないので、動物実験や疫学調査についての詳細は必ずこちらの書籍をお読みください。
これを読むと、過剰な動物性食品の摂取は癌、心臓病、糖尿病、肥満、自己免疫疾患、骨や腎臓の病気、視力低下、脳障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、認知機能障害、アルツハイマー等)、鬱病の原因になっている事が分かります。
※なお、この本は以前「上巻」、「中巻」、「下巻」の3冊発売されたものを1冊にまとめたものですので、安いからといって以前の本を買うと、かえって高くつきますので御注意ください。
・お薦め書籍 優先順位4
※Kindle版はコチラ
2020年2月4日に発売された「チャイナ・スタディー」の続編です。
※こちらは「続編」ですので、必ず「チャイナ・スタディー」の方からお読みください。
「リダクショニズム」(要素還元主義)の罠と、なぜこの情報がなかなか広まらないのかについて、詳しく書かれています。
・無料で読める書籍
PBWF食について詳しく知りたい方は、こちらのPDFも御覧ください。(本1冊分が丸々無料で読めます。)
私の目的は無知が理由で亡くなる方を1人でも減らす事ですので、この問題に共感頂ける方は、是非出来る限り多くの方にこの記事の拡散をお願いいたします。
それと、この情報について絶対にやってはいけない事は、この情報を知っているのかを確認せずに、医師にこの食事療法について相談する事です。
殆どの日本の医師はアメリカの最新栄養学なんて全く知りませんので、大昔の間違った栄養学に基づいて、肉を食べるよう勧めて来るからです。(残念ながら、これは実際にあった話です。)
ですので相談する場合は、必ず「チャイナ・スタディー」を知っているか、知っているなら全ページきちんと読んでいるかの確認をしてから相談するようにしてください。
最後に、ドキュメンタリー映画を観た方や書籍、PDFを読まれた方は、是非この記事に一言コメントをよろしくお願いいたします。
次回第3回はコチラ