未来の食(おわりはじまり・ANUGA2019) | 椎木の森のブログ

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福岡県のおへそ

嘉麻市の里山から

日々の暮らしや出会いから気づいたことをつづっています

2日目その1

 

未来の食がどうなるのか?

 

2日は気になっていた、2050年の未来予想した展示を見学した。

 

今回の出展展示ブースの見学と合わせての考察。

 

 

まず、世界の共通課題は何か?

 

国連サミットで採択された、持続可能な開発目標(SDGs)との関連がある食に関する主な課題

 

・人口増大(現在の77億人から2050年は96億人に)

 

・気象変動

 

・健康と幸福の実現

 

 

人口増大、気象含め環境が大きく変わる中、食料を確保し、経済格差、貧困、健康問題を解決するか?

 

課題が大きすぎると、具体的な行動が見えてこない。

 

また、これらの課題は、国や政治、企業だけが解決するものでなく、ひとりひとりの行動でしか解決できない問題である。

 

ただし、ひとりひとりになると、問題を問題として認識しないので、問題解決に至りにくい。

 

同じ問題のテーブルにいては解決しないということ。

 

 

 

ではどうするのか?

 

食に関する課題を個々人の問題と結びつけることで、解決の糸口が見えてくる可能性がある。

 

食の未来の創造

 

今回は特に気になっていることをキーワードとして羅列してみる

 

 

New Nutrition (次世代の栄養素)

 

New Nutrition is All about health and less about the food itself .

 

New Nutrition を新しい栄養と訳すより

 

食の持っている、まだ科学的に発見されていない栄養と捉えている。

 

量より質、食の価値を上げることが大切

 

グローバル化した世界では、食は急速に収束している。

 

 

企業は安全と品質の向上が求められている。

それは、技術の進歩と消費者の健康志向により加速している。

 

 

4人に1人が食に健康を求めている

 

 

We need to more with less 

 

これは

 

米の乳(そ)のテーマであるDo more with less

 

繋がるなと

 

そして

 

personalized nutrition

 

ひとりひとりにあった栄養学

 

もう、メディアやみのもんたさんの情報、フードパディズムに振り回されることはない。

 

技術の発展で個人の健康チェック・モニタリングが簡単にできるようになった。

 

食と健康を自分で管理できるようになる。

 

ただし、きっと、ここにも

 

パーソナル New Nutritio コンサルみたいなサービスができるのだろうなと。 

 

 

Less mass production

 

 

小さな企業が食の仕組みを変える(The Evolution of food)

オーガニック&地域商品

 

 

 

植物性タンパク質のマーケット850億ドルと急激に大きくなる

 

発酵食 11億ドル市場に

 

サプリメント(植物パウダー・ミネラル85億ドル

 

が12億ドル

 

発酵食が虫に負ける????

 

豆類  758億ドル

 

 

今日は、ここまで

 

これまで感じていたことと、世界のトレンドを感覚的にとらえたことで、イメージが形になってきている。

 

今回出展してる

 

米の乳(そ)

玉露パウダー

モリンガパウダー

 

これは、2050年のトレンドの先取りだなと

 

日本の食、foods 、風土

 

ここから世界に発信、解決できる鍵があると

 

さらに確信するようになった。