今一つ体調が冴えない状態の僕ですが…
ヘタレてばかりもいられない…
まずは気持ちから上げよう…という事で
丁度イイ、タイミングでお誘いが来たのでノる事にしました(笑)
TWO-MIXやShiinaTactixのレコーディングでギターを弾いてくれてる
熊本勝也君が所属するバンド、Spyralcallのライヴがあって
その熊本君から招待されたので、行ってみようか?と
前回、凄く良かったので…
もし当日空いてる人がいたら、来てみてね
面白いライブです
熊本君は超売れっ子のスタジオミュージシャンで
多数のアーティストのレコーディングに参加しててテクニックも凄いです
頼まれてないけど一応、情報を…(笑)
2011.12.10.sat
Spyralcall ONEMAN LIVE “まるごとSpyralcall!! in La.mama”
会場渋谷 La.mama開場/開演17:30/18:00チケット料金(税込)All Standing ¥3,000 D代別出演Spyralcall備考
<プレイガイド>
・ローソンチケット
http://
TEL.0570-084-003
Lコード:76606
・e+
・Spyralcall LIVEでの会場物販ブース
・La.mama店頭
・アーティスト予約
http://
ちなみに、前回の感想日記
昨日のLIVEは面白かったよ!!!
元々体調を崩していたせいか、今日は体調不良でボロボロです
16時間も又寝てしまった…
で、昨日、熊本君のライブに行ってきたワケですが…
非常に面白かった!! 思いがけない出会いもあったりして
久々の渋谷で…人混みに遭難しそうになるも何とか渋谷のライブハウスに到着
やっぱり人混みは苦手だにゃ
早く着いたせいもあるけど、リハに潜り込む(笑)
彼のライブに限らず、知り合いのライヴの場合はリハから見る事にしてます…
調子も分かるし、ライヴ前のテンションって一番面白いからね
…普通は入り口で関係者の人がいて、そこで身分照会とかして、それから入るんだけど…誰もいなかったので
そのまま入った(笑) ごめんね
リハの時から割と本気モードで飛ばしてたから、凄いなぁと思った(笑)
元気だし、何より、巧いと思った
さすが、スタジオミュージシャン(笑)
他のメンバーも…巧い…巧いぢゃん!!
ヴォーカルはジャニーズ系だし…
…で、フロアーの中央でロン毛のイケメンがアレコレ指示出してて…
誰だろ?と思ってたら
“PENICILLIN(ペニシリン)”の千聖君だった
最初、気づかなくてごめん…
熊本君のバンドは千聖君の事務所所属だったのだ…
昨年入ったのだそうだ…
…で、リハの後、千聖君と話をしました
PENICILLIN(ペニシリン)の事は…
あまりに有名なので説明する必要もないと思うので省きますが(笑)
「ロマンス」が好き
初対面でしたが千聖君がTWO-MIXの事をよく知ってて…驚いた
僕もPENICILLINの事はCD買った事もあるし、当然名前も音楽も知ってたけど
ジャンルも活動タイプも違ってたから接点はなかったけど
90年代~0年代、ラジオ局や雑誌、ランキングでよく一緒になってたからね…
会う事はなかったけど、存在は当然認知していた…
…千聖君も同じ理由らしい(笑)
だから、お互いに初めてなのに親しみがあって話も弾みました
僕の日記でライヴの事を紹介した事に感謝してくれて…
カッコイイ人でした
ある意味、凄いよね、PENICILLINの千聖君と僕のライヴハウス楽屋でのツーショット(笑)
貴重というか、奇跡的な感じがする
熊本君が参加してるバンド、スパイラルコールのメンバーもTWO-MIXをよく知ってて、僕が来るのを楽しみにしてたって話してて…
なんてイイ奴らだろう…
縦社会、体育会系のリップ・サービスか?と思ってたら、彼らの歌を聴いて、それが本気だったと分かりました
とても前向きな歌が多いし…共通するメッセージがあった…
TWO-MIXが好きな理由がわかった。
ジャンルは全然違うけど(笑)
千聖君と、何か一緒に出来たらイイね~なんて話をしつつライヴ前に盛り上がってました
…無理があるかもしれないけど、奇跡的なことが出来たら面白いよね
スパイラル・コールのライヴにはサポートメンバーとして“アンティック・珈琲店(カフェ)”でドラムをやってる輝喜君が入ってました
リハの時、ドラムの人もやたら巧いなぁ…と思ってたけど
超有名な人だったのね…ごめんよ輝喜君
アンティック・カフェは、名前は知ってたけどよく知らなくて…
ビジュアル系に疎くてごめんよ
でも、輝喜君は僕の事を知ってたみたいで、笑顔で挨拶してくれた時に
美形だな~と思った(笑)
リハ後に「みんな巧いなぁ~!!」と感嘆して
メンバーそれぞれを僕は褒めたけど、巧いのは当然だったかもしれない…
キャリアもある人達だし
知らないのが僕だっただけで…ごめんよ、許してケロっ(笑)
でも、嬉しそうにしてた彼らは好印象でした
やっぱし、音楽業界は体育会系で爽やかでイイなぁ~
ノリが常に少年野球のようで、純粋にキラキラしてて勢いがある
そんなこんなでライヴが始まりました
ライヴ前に並んでるお客さん達を見るのも僕は好きです
好きなアーティストを観に来た!!という情熱を感じます
リハの彼らと、並んでるお客さん、ファンの人達…
スタートを待つ両側でジワジワと高まっていくそれぞれの緊張感と期待感…
この両側の情熱がライヴという空間で融合、化学反応を起こして発熱していく感じ…
弾ける感覚…
うーむ、やっぱりライヴはイイなぁ
…で、スパイラルコールのライヴですが
フロアーには外国人のファンもいて、面白いなあと思った
音楽的には…
ポップスにラップが入る邦楽はお馴染みですが…
彼らの場合、ポップスにデス・メタルが入ってて…爆笑しました(笑)
凄いゾ!!!
J・POPSの曲調にデス・メタルだよっ!!!(笑)
面白いよぉ
明るい前向きポップスの最中にメタルな叫びとキレて炸裂する超絶ギターテクニック
メタルのノリとポップスの曲調、Voはジャニ系…
色んな物を超越しとるなぁ(笑)
僕もTWO-MIXで好き勝手にジャンルを入れ込んで真剣に遊んでるけど、彼らは…
Jポップスにデス・メタルを溶け込ませて調和させているのだ!!!(笑)
なんという荒技!!!
投げっぱなしジャーマン・スープレックスだ!!!(笑)
無茶なのに、気づくと成立させている力技というか、テクニックが凄い!!!
ホントに最初、というか、リハだけでなく本番のライブ中も爆笑した(笑)
(決してコミックバンドではなく曲は最初から最後までポップスとして成立しています)
…熊本君が面白いんだもん(笑)
ジャニ系ボーカルの横で、同じくビジュアル系の熊本君がポップスを弾いてたのに
途中からヨハネ・クラウザーII世と化してしまうのだ!!
あ゛、クラウザー様だ!!と歓喜してしまった(笑)
※クラウザー様とは、映画にもなった「デトロイト・メタル・ シティ」の主人公。
渋谷系ポップスを目指す草食系主人公が気づくと肉食系で毒たっぷりのデス・メタルで人気者に…というストーリーだが…
スパイラル・コールはポップスの曲中でクラウザー様に変化するというデトロイト~も真っ青なノリだったのだ(笑)
アニキ的な雄叫びが…(笑)
ライヴ中、ギターの熊本君がクラウザー様に見えたり、高中正義か?安藤まさひろか?と思えたり、色んなモノに見えて面白かった(笑)
なぜだろう?フュージョン系か?(笑)
弾いてる姿がソレっぽいのかな?…
それにしても、熊本君とは何年も付き合いがありますが
レコーディングの時には座ってギターを弾くので、彼のパフォーマンスについては全く知らなくて…
…で、彼らのポップス&デス・メタルのインパクトに衝撃を受けました(笑)
歌詞は前向きな、うちにも共通するエッセンシャルがあって…
ノリはポップスで…途中にデス・メタル絶叫…(笑)
面白すぎる(笑)
真剣だし、基本的にキャッチーなメロを主題にしたポップスだから、爆笑してはいけないのだが…
良い意味で爆笑してしまう、癖になりそーなアクがあった
アリだと思う
サポートでドラム叩いてた輝喜君とギターの熊本君がバンドとしての
特殊な空間を成立させていた鍵だと思った。
ヴォーカルはアイドル系…
ギターは二面性のクラウザー様(笑)
ベースは正統派バンド系
ドラムはビジュアル系…
ドラムの輝喜君が外部からの視点でよくバンドの特性を理解していたように感じた。
ポップスの時は魅力的なアイドル系の笑顔で叩いてて…
デス・メタルに入ると一変してYOSHIKIみたいに髪を振り乱して荒れ狂って(笑)
大人しい熊本君がクラウザー様と変化していくのと相まって
まさにこのバンドの魅力的な本質を表現、演出していた
異質なものを異質に感じさせない空気を作り出していた気がする…
是非、メンバー化させるべき(笑)
http://
新しいかどうかは分からないけど
日本よりもUKの方がウケが良いと思うので、是非、海外でやって欲しいと思った
テクニックも高いし、コミックバンドにはならないと思う…
ヴォーカルのヒデキ君も場数を踏んでて空気を作れる才能も高いし
ある種、オン・ザ・エッジ的なスリリングな位置に音楽を置いていると思った
是非、ブレイクしてほしい…
個人的な関係は横に置いといて…
この面白いノリは是非進化させて、ブレイクさせてみる価値はあると思う!!
ただ、問題はこの面白さをどうやってCDに収めるか、そして、ヒット・チューンさせる為に、どう進化させるかだと思う…
すでCD化させているけど、彼らの本当の面白さはCDにパッケージ化されないところにあったりするから…
ブレイク前の米米クラブのよーな、CDからはみ出した所に魅力があったりするから…
プロデューサーは悩ましいところだと思う
ヴォーカルのヒデキ君はジャケット等の写真よりも生の方が全然イイ
200%ジャニ系だった(笑)
写真より生がイイというのは、ある意味、問題でもあったりする…
撮り方に今後一考必要な気もする…
…と、ついプロデューサー的に考えてしまう(笑)
素材を生かさなきゃ…と、思うほど美形だった(笑)
彼らを売るには、もっと強くコンセプチャルに押し出す事で特色をより鮮明にしたり、カリスマ化は出来ると思うけど…
どこかゆるいところも魅力だったりするから、まとめたり、くくったりするのももったいない気もする…
彼らが本当に何を欲するのか、何を表現したいかで、今後どんどん変わっていく気がした…
ある意味で今は原点のままという気がした。
当然『次』というものが必要だし、その答えを知るのは彼らだけだと思うけど…
今後、彼らがどういう進化を辿るか分からないけど、僕は楽しみに見守っています
面白い一日でした