最近、マイナンバーカードの話題をよく目にします。

 

 

マイナンバーに公金受取用の銀行口座を登録すれば、

マイナポイントが貰えるキャンペーンもまだやっているようですね

(「令和5年9月末まで」とのこと)

 

私もポイントにのせられて銀行口座を登録した口です。

 

いざ公金を受領する際にスムーズに受領できるだろうし、

別に、口座をチェックされても不都合はない、と思っていましたが、

 

最近、マイナンバーに紐づけしていた口座が、

”亡くなった後すぐに凍結されていた”という情報を聞いて、

これは万が一のときに怖いな、と思いました。

 

なんとなくですが、マイナンバーに紐づけする口座は、

メイン口座ではない方が良いかもしれませんね。

 

※銀行に通知したわけではないそうで、

 心当たりがあるとすれば「マイナンバーかな」という話です。

 なぜ凍結されたのか、確認できたわけではありませんので、

 あくまでも可能性として。

 

 

 

マイナンバーカード話のついでに…

 

個人的には、身分証や保険証としての機能を、

マイナンバーカードに一本化しようとする動きには反対の立場です。

 

慎重な取扱が求められていたはずのカードを、

なぜいろんな場所でいろんな人に提示しなければならないのか。

 

マイナンバーカードを紛失したときに

自分が本人であることの証明をどうすればいいのか。

 

マイナンバーカードの受取が困難な方は、

(例えば、入院されている方、意思表示が困難な方、等)

どうすればいいのか。

 

 

 

あと、本人確認の現場においては、

選択肢(マイナンバーカード、免許証、保険証等)が多い方が、

確認する側としても、確認される側としてもありがたいです。

 

例えば、資料1点だけの確認で済ますよりも、

資料2点を確認させてもらった方が安心ですし。

 

※なお、司法書士による本人確認の場面では、

 「身分証」の写真・記載内容を確認するだけで、

 本人だと認定しているわけではありませんので念のため。

 

 

 

別にマイナンバーの制度自体に反対するわけではないのですが、

(すでに国民全員にナンバー自体は付されていますし)

 

マイナンバーによる効率化・利便性を目指しているはずなのに、

どんどん不便になっていく気がするのは気のせいでしょうか。

 

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司法書士 黒川雅揮

司法書士黒川雅揮事務所HP⇒https://k-legal.jp/

 

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