毎月、「月報 司法書士」という冊子が、
司法書士登録をしている人宛てに届きます。
この冊子の発行者は日本司法書士会連合会で、
司法書士業界で話題になっていることや、懲戒処分の事例等が載っています。
私の場合、(おそらく多くの同業者も同様かと思いますが)
少なくとも「懲戒処分事例」については、しっかり読み込むようにしています。
「普通の一般的な司法書士ならそんな事はしない」
「そんな事したら処分されて当たり前でしょう」
というような事例が殆どなのですが…
なかには、「まさか…そんなことになるなんて…」
という事例も、ごく稀にあります。
ちょっとした無知や油断をきっかけに、
どんどん深みに嵌ってしまった事例や、
誰かに付け込まれてしまった事例、を読んでいると、
司法書士業務を遂行するうえで、
「いつもやっているから…」、
「なんとなくそう思ったから…」、
「きっと今回も大丈夫だろう…」、
といった考え方は絶対にダメだということが分かりますね。
今月号の冊子に載っていた事例は全部で6件。
いつもより多めでした…。
※相変わらず、処分の重たさの基準はよく分かりません。
(戒告? 業務停止2週間?3週間? 業務禁止?)
冊子には載っていない事情(載せられない?)もいろいろあるとは思いますが。
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司法書士 黒川雅揮
司法書士黒川雅揮事務所HP⇒https://k-legal.jp/