音無美紀子さんの「阿呆ノ記」という昭和のかなりシビアな
テーマでしたが、村の女頭の役でしたが
体当たりの女優魂を感じさせていただきました。
芝居にかける音無美紀子さんの情熱にはいつも敬服しています。
女優一筋、まっすぐに駆け抜ける姿は、本当に美しく、
力強い。
生きていることのすべてを湧き出しているような演技。
そしてまた、お客さんへの心遣いが素晴らしい。
あれだけの舞台をやり終えて、お疲れでしょうに。
学ばなければならないことでいっぱいです。
かなり残酷な怖いお話でしたが、
山と動物と人間、すべてのものの
命の尊さを考えさせられる舞台でした。