新生姜が出回っていますね。

 

しょうがの季節

 

生姜は、ご存じの通り、効能がありがたい食材です。

 

しょうがの辛み成分として

ジンゲロン・ショウガオール・ジンゲロールなどがあります。

●冷え症を改善する効果

しょうがに含まれる香り成分ガラノラクトン、辛み成分ジンゲロールは血管に届き、
冷えなどで細くなった血管を拡張させる働きがあります。
その結果、血液の流れが良くなり、血行不良による冷え性や体のこわばり、肩こりなども改善できます。

体を温めることで関節の痛みを和らげることができます。膝や腰などの関節の痛みは、

体の冷えが原因で起こる場合が多いため、
しょうがの体を温める働きがつらい関節の痛みの緩和が期待できます。
しょうがを食べることで3~4時間の保温効果が継続するといわれています。

●殺菌効果
しょうがに含まれるジンゲロン・ショウガオールには、殺菌効果があることが明らかになっています。
食中毒の予防のみならず、風邪や気管支炎、肺炎などの原因である細菌類や水虫などの真菌
寄生虫も駆逐するといわれています。
寿司や刺身に添えられているガリは、一緒に食べることで魚の臭みを消すだけでなく、食中毒を予防できます。


●胃を健康に保つ効果

しょうがの辛味成分ジンゲロン・ショウガオールには、胃酸の分泌を促進して消化吸収をととのえ、内臓の働きを活発にし、食欲を増進させる効果があります。
 


●せきやのどの痛みを緩和する効果
香り成分ガラノラクトン、辛み成分ジンゲロールはせきやのどの痛みを暖和する効果があります。

●コレステロール値、血圧を低下させる効果


しょうがに含まれる辛み成分ジンゲロンには、脂肪の燃焼を促進する効果があります。
しょうがを摂取した後に30分程度のウォーキングなどの有酸素運動をすると、

血行が促進される効果とジンゲロンによる脂肪の燃焼を促進する効果が合わさり、脂肪の燃焼が加速されると言われています。

 



●アンチエイジング効果

ショウガオールやジンゲロールには抗酸化作用があり、活性酸素を除去する効果があるといわれています。
​体内で必要以上に活性酸素がつくられると、細胞が正常に再生できなくなり、老化や病気の原因になってしまいます。
しょうがの抗酸化作用によって、老化防止効果が期待できます。