こんにちは(*´∇｀*)しほりです。
昨日の「一石」は、地味な話、かなと思いつつ
けっこう鋭角で攻めていまして。
Facebookでは特に、ばばっと
ミュージシャンのお仲間たちから「いいね！」が。。
内容が内容だけに、「いいね！」がばしばしつくってことは、実際、ほんとに「よくないね！」
という意味だと思うので
ああ、やっぱりみんなも思ってた！？(^◇^;)
と思うと、複雑なところではあります（笑）
でも、それだけ「変えたい！」(or「変わったら嬉しい」って思っている人も多いということですね。
夢のある話です。
さあ、「自称・業界人」、「どうなんだろう？と疑問に思う業界人」
について書きましたが
◼︎記事→
昨日の菅野よう子さんの素敵な話に続いて
「この人すごい！！」
という、先輩作家さんの話をしたいと思います。
いい話です。
まだやっと初めて楽曲が採用されたぞー！！
という直後、水樹奈々さんのライブに初めて「作家として」お誘いいただいて
西武ドームでの公演を観に行った時に
同じ作家マネジメント事務所枠でもう一人
見知らぬお兄さんがいました。
(今おじいちゃんって呼んでますけど。笑)
営業さんに特に詳しく紹介されるでもなく
ご自分でも
「まぁまぁ、、別に大したことないものです。」
と、いうふにゃっとした感じで、
どなただろう？
ってしばらく謎のまんま
その後よく現場や飲み会でお会いする機会があったり
私の曲をその方に編曲していただくような機会もでてきて
(実はその方の曲で、私が作家になる前からコーラスのお仕事もよくしていました。)
やっと、その「ふにゃっとしたお兄さん」が
かなり有名なヒット曲を出している
すごい作家さんであると知ってびっくりしたものです。
「シャイニー先生」✨と呼んでます。
すごい人って
やっぱ、ほんとにこういうかんじなんですよね。
私とは大違いですね（笑）
そんなこんなで、その後割とすぐ
私の曲を、シャイニー先生編曲
というお仕事もできた、もうちょっと後のこと。
私、なんと作家を始めて何年かは
長年ピアノ弾き語りシンガーソングライターをしていたために
「DTM」(Desk Top Music) もわからないし
PCも苦手でわからない上に
音楽制作ソフトすら持っておらず、
長年かなりアナログで原始的なデモの作り方しかできませんでした。
でも、その頃やっと
「今はハイクオリティのアレンジをしないとコンペに通らない」
ということがわかってしまったので、
自分でソフトはなくて作れないけど
まず
ピアノと歌だけのデモを作って、
ギャラを支払って、編曲できる知人にお願いしたり、または
私が相手のコンペ用に仮歌を歌う、
「物々交換式」でデモを完パケるスタイルでなんとかがんばっていました。
でも、あるコンペに参加しようとしたときに
いつも編曲を依頼していた人たちがたまたま忙しくて、軒並みお願いできなかったんです。
せっかくいい曲ができたし
絶対に参加したいコンペだったので
どうしようか、ものすごい高速で葛藤しました。
相当悩んだのですが
当時駆け出しの私は、まだそんなに人脈がなく
ぱっと思い当たったのは
「シャイニー先生」
でも、シャイニー先生は、第一線で活躍する大先輩です。常にご指名案件で忙しいに決まってます。当然です。わかっています。
でも、ダメ元で、勇気を出して現状のピアノと歌だけのデモをメールで送った上で
電話してみました。
「あの、無理だと思うんですけど
今こういう状況で、でもどうしてもなんとかしたくて、困ってるんです。。
でも、超お忙しいですよね？？( ；∀；)」
そしたらシャイニー先生
「うーんそうだねぇ、うん、忙しいけど
うーん、、難しい・・・かなぁ。。。
あ、・・・いや、、、、うーん
ちょっと待ってね。また連絡するよ。」
ということで一旦電話を切ったのですが
なんと
ほんの2時間くらい経った時
私がお送りした曲が
「あと私がピアノを入れればいいだけ」
状態のアレンジがされて、送られてきたのです！！！
( ；∀；)！！！なんと！！！
びっくり！！！！
速攻ピアノを入れて、データをお送りしたら
あっという間にハイクオリティな「デモ音源」
が出来上がってきました！！！
その曲は
その時のコンペでは採用されなかったのですが
だいぶ経ったある時
アップフロントさんのディレクターさんにより発掘され、
編曲は別の方になりましたが
ハロプロのグループ、Buono!のシングル
「初恋サイダー」
として、世にリリースされました。
シャイニー先生のおかげです。
そんなシャイニー先生の正体とは
しょこたんの「空色デイズ」などを書いた
齋藤真也さんです。
当時、そんなミラクルな人徳、大サービスを発揮してくださったあと、
私はまたとある現場でシャイニー先生とお会いした時に
お礼の料金(現金)を持って行き
「この前はありがとうございます！！
これ、少ないのですが、、お礼です。」
とお渡ししようとしたのですが
「え、ああ。うーん、、いいよそんなの。」
「いやいや！！ダメですよそんなの！！
もらってください！！」
「ううーん、いいのいいいの。」
「よくないですってばー！！(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾」
という攻防をずっと繰り広げたのですが
結局、お金を受け取ってもらえませんでした（笑）
このご恩は一生忘れないでしょう。
その後、シャイニー先生に
仮のアレンジを依頼することは決してありません。（笑）
申し訳なさすぎる！笑
でも、結構、しほり作、シャイニー編曲とか
シャイニー作編曲で、しほり作詞(&コーラス)
みたいなコンビで、
正式にお仕事させていただくことがあります。
(水樹奈々さんの「Dear Dream」とか
「星屑シンフォニー」、Rayちゃん「Lovely Storm」など)
すごい人って
そういうことをしれっとやってのける。
若い子たちを利用してお金を稼ぐ大人もいれば
こんな素敵な大人もいるのです！
感動で泣けますね( ；∀；)
みなさんなら、どちらの大人と
お仕事したいですか？
ほかにも、プロのギタリストの子で
ヘルプをお願いした音楽仲間で、年下なんですけど
お礼を支払おうとしたら
やはり受け取ろうとせず
「いいの。こんなの大したことないし
俺は仮のでギャラは別にいらないから。」
と、さらっとかっこよく言ってくれた子もいます。
(今や彼単体でメジャーデビューしております)
彼には、私なりの恩返しで
作詞作曲で決まった案件で、ギターご指名させていただいたり
しほりアルバムでもギャラを支払って演奏をお願いしたりもしました。
そういった、人情の厚い人たちとは
よい信頼関係を築くことができていると思います。
「すでに売れていて余裕があるから
そんな粋なことができるのか？」
それとも
「そんな粋なことができる人だから
超売れっ子になったのか？」
さあ、どちらの順番だと思いますか？
ちなみに
私なりの、ヘルプなどしてくれた人への
恩返しとして、ギャラを出すだけじゃなくて
もし曲が採用された時には
仮で手伝ってくれた人を、本ちゃん編曲にプッシュ&プレゼンしたりします。
事情によりけりですが
そのプレゼンがとおって、めでたくヘルプの恩返しが本ちゃんでできる、という嬉しいこともありますので
私はいつも、誰かに依頼するときは
そういうつもりで考えています。
常に、ギャンブルで水物な世界ですが
こうして、「才能に敬意を払う」ということは
「未来への確かな投資」です。
というわけで、今日は
素晴らしい先輩の、素敵なお話✨を
ご紹介しました！！
さきほど
2/22 「最強サバイバル術」スペシャルトークライブ の打ち合わせで、佐藤大和弁護士と、打ち合わせをしてまいりました♫
ご予約着々いただいております！！
なんと、佐藤先生より
先生原作の小説
「二階堂弁護士は今日も仕事がない」
を、
当日ご来場の方全員へ、プレゼントさせていただく特典が
緊急決定(=´∀｀)人(´∀｀=)
終演後は、サイン会もございますので
気になっている方はぜひぜひ、この貴重な機会に
遊びに来てやってくださいね♫
ちなみに先生からは、
「僕はNGトピックは何もありません！！」
と断言いただいておりますので（かっけー笑）
どんな突っ込んだご質問でもお答えいただけるでしょう。
ではでは、軽井沢へ帰宅しまーす！！
しほり
◼️2月22日(水) 開場19:30〜/開演20:00〜
◼️銀座 Miiya Cafe
◼️¥3,000(1D込)
◼️イベント詳細はこちら
★ミュージシャン／作家／アイドル／声優
(ご本人、スタッフさん、事務所さん、ご家族など)
などなど、業界の裏表で携わる方々、あるいは目指している方、目指したい方
P.S.なお、業界関係者以外の皆様には、大変恐縮でございますが、まずは業界関係者へ向けての募集とさせていただきます。
◼️一般募集枠が出た場合には、しほりLINE公式アカウントにて、お知らせいたします！！
【しほりLINE公式アカウント開始！】
ID: @cdk8063z
アカウント名: しほり-Shihori-
※自動返信キーワードヒント↓↓↓ (2016年、 新年、あけましておめでとう、WAKE UP THE SOULS など、追加！)
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・復刻版CD「ナミダヲタベテ」/ 1,500円 （2002年）
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