芳村思風一語一会 vol.5878
 ☆☆☆☆☆☆☆ 
生きることは変化すること
☆☆☆☆☆☆☆ 
問題は、人類の潜在能力を引き出すために出てくる。
理性は固定を求める。
理性は、矛盾を排除し、画一性を追究する。
規則やルールを守ることで、現状を変えないことをめざす。
人間は理性的であればあるほど、個性がなくなる

命あるものは、変化している。
命あるものは、感性の働きにより、
調和を模索し調和を求め続け、
合理的なあり方を模索し、合理的なものを求め続け、
統合を模索し統合を求め続けている。
これが感性の3作用と呼ばれるもの。

命あるものは、静止していない。
固定されない。

人間は不完全。
完全をめざしても、永遠に完全なものになることはない。
だから人間だけが、自分が不完全であることを知り、
より完全に、より完成に近づく努力をし続けることができる。

小さなことから変化させる。
小さな変化の積み重ねが、気がついたとき大きな差となっている。
変化しないということは、成長しないということ。

組織が固定化してきたとき、衰退が始まる。
会社における理念も固定させる必要はない。
会社の規模、事業内容、時代の流れに合わせて、変化させなければいけない。
組織もいったん出来上がってしまうと、
組織を固定させ、存続させることが優先になってくる。
組織を守るためにと、不正や改ざんなども、出てくる。

今の世の中は「今どきの若いものは・・・」
と言われた人たちが作ってきたのです。
「非常識だ」と、否定された人たちが新しい時代をつくってきた。

時代を変えるのは「非常識」と言われる価値観。

常識で考えるのではなく、常識を考える。

今常識と言われていることが、10年前には常識でなかったことがある。
どんどんその年数が短くなってきている。

感性は変化を求める。
経営者の仕事は、変化を作り出すこと。
生きるということは、変化すること、成長すること。

思風会通信「風の思い」 
2023.04.01 
 
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・