芳村思風一語一会 vol.5757 ☆☆☆☆☆☆ 感性の磨き方 ☆☆☆☆☆☆ 感性を磨くにはどうすればいいか 感性とは、求感性(ぐかんせい)であり、 感受性は感性の現象のひとつ。 求感性とは、生きていくために必要な情報を積極的に求めて感じ取ろうとする働き。 受動的なものではない。 心の底から湧いt来る欲求や欲望を大切にする、抑え込まない 欲求も欲望も否定しない おもしろそう、楽しそうなど興味・関心・好奇心が動いたことや 「こんなことがしたい」と湧いてきたことを 肉体を使ってやってみる うまくいかなくても、どうすればいいかと考えられるかどうか うまくいくまで、やめようと思わないかどうか 人間は感性と肉体と理性でできている。 感性で感じたことを、肉体を使ってやってみないとわからない 理性でおもしろそうだと思っても、 やってみないと自分にあっているかどうかはわからない ある程度できるようになったとき、 感性と理性を使って、今までにないものを作り出せるかどうか 理性と感性に必要なことは、バランスではなく 有機的な協力関係をつくること いろいろなことに興味や関心を持っても 肉体を使わなければ、感性は磨かれない 理性を使って工夫し、感性が感じるまで 肉体を使って体験し体感し、感性が実感するま繰り返すことで 感性は磨かれる。 座禅をする、腰骨を立てると感性の統合作用が働いて、 生命が緊張していく、引き締まった状態になる。 刺激されて、いろいろなことに気付きやすくなる状態、自分に戻れる。 自分の気を引き締めると、なんとなくいろんなところから情報が入ってくることがある。 何か問題が起こったとき、 もしこの問題を他人から相談されたとしたら、どうするか? と考えるといい解答が湧いてきたりする。 相手に対する愛が加わってきて、愛が答えを導き出してくれる。 ただし、座禅・瞑想は、心を鍛えるだけ。 人格の深さや命の成長は、実際の社会の中での実践を通してでしか成長しない。 命の痛みを伴う体験を乗り越えることで人間の深さが出来上がる。 問題から逃げないで、乗り越え続けること。 成長意欲を持ち、痛みを乗り越え、 体験と経験を積み重ねることで、求感性が鍛えられてい。 求感性を鍛えれば、感受性も高まっていく。 求感しなければ、感受できないのです。 ☆「ほんとうの自分が見えてくる55の問い」より 文芸社 2025年 1月発売 やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ ※芳村思風の講演会・勉強会の案内 ・5月10日(土)東京思風塾 13:00~15:30 ZOOM 参加費:5,000円 ※思風会 全国大会 6月7日(土)午後~ 広島グランビアホテル 100名 ※詳細はホームページで 問合せ 思風庵哲学研究所 ※「感性論哲学 芳村思風」で検索