芳村思風一語一会 vol.5698
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どうすれば自信が持てるようになるか? 
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~自信をつくる、信頼できる自己をつくる~ 
 
自信を持つこととは、自分を信じること。 
自分を信じるとは、長所だけでなく、 
短所もある自分のすべてを認めること。 
          
自信を持つには根拠が必要。 
          
断片的な知識だけでは、確固たる自信や行動力にはつながらない。 
確固たる自信を持つためには明確な根拠を持つことが必要。 
それが「信じるに足る自己をつくる」 
「信じられる自分になる」 
「自分を信じて生きる」という力になる。 
          
では、「自信をつくる」とはどういうことか。 
自信とは、自分を信じると書く。 
自分を信じなければ、ほんとうの意味での自己実現はできない。 
          
自信をつくるためには、人間の持つ感性・理性・肉体のすべてを使うこと。 
頭で考えて動くのではなく、湧いてくる思いと肉体を使って、 
今の自分の能力の限界に挑戦すること。 
繰り返し何度も挑戦することでつかんだ実感が自信である。 
          
信じるものが自分の外にあるときは、 
人間として内面的に充実した人生は歩めない。 
信じるものが自分の外にあるとは、 
他人から評価されること、認められることでできた自信のこと。 
こうした自信は簡単に崩れる。 

資格はいくらとっても自信にはならない。
他から認められた技術や知識だから。
          
宗教においても、神は自分の外にあると考えているときは 
「神さま、助けてください」と外に向かって祈る。 
 「やることはやった、あとは神に祈るだけ」
と思うときは、まだ自分と神は、一体ではない。

神は自分の中にいると気づいたとき、
神の力が自分の命から湧いてくる と信じ切ったとき、 
「やれることはすべてやった。あとは全力を出せばいい」 
という気持ちでぶつかっていくことができる。 
          
信じることは理性でできるが、 
信じ抜くことは、 
限界まで力を出し尽くしたことからくる感性の実感からしか得られない。 
 
 
※「ほんとうの自分が見える55の問い」より
 文芸社 2025年1月発売

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

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