芳村思風一語一会 vol.5685
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なぜ短所をなくさなくてもいいのか?
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どんな人間でも長所半分・短所半分
人間の命は、誰がつくったのか。
すべての命は、母なる宇宙によってつくられた。
これは科学で証明できるものではない。
遺伝子の研究をされていた村上和雄先生が、
高血圧を引き起こす原因となる酵素
「ヒト・レニン」の遺伝子解読に成功したとき、
ふと疑問を感じたそうです。
「遺伝子の解読ができたけど、
いったいこの遺伝子をつくったのは誰なのだろうか。」
村上先生は、科学者なので、「神」とか「宇宙」という言葉は使えない。
そこで「サムシング・グレート」(偉大なる何か)と表現したそうです。
宇宙は、決まった法則にしたがって動いているのではない。
プラスのエネルギーとマイナスのエネルギーである相反する力が対立せず、
秩序を模索しながら、一瞬一瞬法則をつくり出しながら動いている。
この法則のことを「宇宙の摂理」という。
人間は、その宇宙の摂理によってつくられた。
だから人間も宇宙と同じで、長所半分、短所半分という構造でできている。
長所半分、短所半分の原則は、すべてのものに通じる原理。
何かを基準にして判断すれば、
その左に出るものと右に出るものはいつも半分ずつ。
これを「対存在(ついそんざい)の法則」という。
前があって後ろがある。裏のない表はない。
前後、左右、上下、男女、善悪、すべてが対になっている。
人間も対という構造でできている。
だから、どんなにすばらしい人間にも、長所と短所が半分ずつある。
※「ほんとうの自分が見える55の問い」より
文芸社 2025年1月発売
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
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