芳村思風一語一会 vol.5681
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感性の本質とは何か?
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~感性にしたがって生きる~

自分が生きていくために必要な情報を、
みずから求めて感じ取ろうとするのが感性の働き。
感性の本質は、求感性(ぐかんせい)。
感受性は感性の本質ではない。
         
人間の本質は感性。
「私」といっているものが感性。
だから自分らしく生きるということは、
感性から湧き上がってくる欲求にしたがって生きること。
感性から湧き上がってくる欲求が、人生の目的を教えてくれる。
         
今まで人間は、理性で合理的に考えて、
より少ない努力で、大きな成果を上げることをめざしてきた。
しかし、理性によってつくられた夢や目標は、
達成してもそのとき感じる充実感や幸福感は、
すぐに終わってしまう。
さらにもっともっとと際限なく続く。
         
幸せとは、自分のしたいことができること。
そこに自由と開放感が出てくる。
したいことがないのは、子どものころ、
したいことをガマンすることが意志の強い人間だ
と教えられたことに原因がある。

だからしたいことをガマンして
しなければいけないことをするのが
正しいことと思っている

理性で考えて、しなければいけないことをするのは
理性的な意志の強さ。
理性的な意志の強さでは、
問題が出てくると、行動力が落ちる
        
心の底から湧いてくる欲求の強さが、行動力をつくる。
不撓不屈の意志の強さは、欲求や欲望の強さ。
「何としても成し遂げたい」という思いがあれば、
失敗しても気にならない。
できるまであきらめない。
         
ガマン強さは、理性的なもの。
ガマン強い人が、意志の強い人ではない。
         
生きがいや幸福感は、
燃えることができるものを見つけることから生まれる。
燃えてこそ人生、感じてこそ人生。
        
 
※「ほんとうの自分が見える55の問い」より
 文芸社 2025年1月発売

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

※芳村思風の講演会・勉強会の案内
・2月19日(水)名古屋思風塾
18:00~20:00 西区 伝承館
参加費:2,000円

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3月15日(土)~16日(日)
新大阪で4回コースが始まります
この講座は今回で終了予定です

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6月7日(土)午後~
広島グランビアホテル
100名


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思風庵哲学研究所
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