芳村思風一語一会 vol.5650
☆☆☆☆☆☆ 
欲も我も捨てなくていい 
理性を使って、欲や我を人の役に立つものにすればいい 

☆☆☆☆☆☆☆ 
我は、人間であることの証(あかし)。 
欲は、人間である限り捨てることはできないし、 
捨てる努力はしなくてもいい。 
ただし、欲や我があることを自覚すること。 
 
肉体を持った自己が存在し、理性を持った自分が存在する限り、我はでてくる。 
自覚された我を、小さな「われ」から、 
大きな「われ」へ成長させていくことに 
人間的成長のプロセスがある。 
肉体がある限り我も欲もなくならない。 
 
小我から大我へ成長させること。 
「自分には、我がある」と認めて、 
人間にしかない理性を使って、我をどう活かすか。 
 
人間性の幅を広げる努力をする。 
包容力のある人間になる努力をする。 
欲も捨てなくてもいい。物欲も捨てなくていい。 
欲求・欲望は、命の底から湧いてくるもの。感性が感じるもの。 
湧いてきた欲求や欲望を、理性を使ってより人間的なものにする。 
欲求・欲望を満たすためだけだと、 
人に迷惑をかけたり、人のためにならないこともしてしまう。 
人の役に立つように、人に喜んでもらえるものにするために理性を使う。 
 

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