芳村思風一語一会 vol.5650
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欲も我も捨てなくていい
理性を使って、欲や我を人の役に立つものにすればいい
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我は、人間であることの証(あかし)。
欲は、人間である限り捨てることはできないし、
捨てる努力はしなくてもいい。
ただし、欲や我があることを自覚すること。
肉体を持った自己が存在し、理性を持った自分が存在する限り、我はでてくる。
自覚された我を、小さな「われ」から、
大きな「われ」へ成長させていくことに
人間的成長のプロセスがある。
肉体がある限り我も欲もなくならない。
小我から大我へ成長させること。
「自分には、我がある」と認めて、
人間にしかない理性を使って、我をどう活かすか。
人間性の幅を広げる努力をする。
包容力のある人間になる努力をする。
欲も捨てなくてもいい。物欲も捨てなくていい。
欲求・欲望は、命の底から湧いてくるもの。感性が感じるもの。
湧いてきた欲求や欲望を、理性を使ってより人間的なものにする。
欲求・欲望を満たすためだけだと、
人に迷惑をかけたり、人のためにならないこともしてしまう。
人の役に立つように、人に喜んでもらえるものにするために理性を使う。
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
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