芳村思風一語一会 vol.5639
人間は、不完全であるが、必要なものはすべて持っている。
☆☆☆☆☆☆
短所や欠点は、なくさなくてもいい!
「臆病」ということは、「慎重・堅実」でもあるのだから。
☆☆☆☆☆☆
解釈力を育てる
出来事にはプラスもマイナスもない。
起こることすべて必要なこと。
自分で「良い・悪い」を判断しているだけ。
長所も短所も紙一重。
お母さんは短所だと思っても、
ちょっと見方を変えてみる、
考え方を変えてみる、
解釈を変えてみる、
状況や相手が変わると長所になることもある。
子どもが、悩んでいる。
「ぼくは、何をやっても長続きしない 。
水泳も、野球も、サッカーも、ピアノも
お絵描きもなにをやっても続かない」
母親が子どもに言った。
「すごいね~。 いろんなことに挑戦したね。
それだけ行動力があれば、だいじょうぶ。
やってみないとわからないからね。
どんどんやりたいことに挑戦したら
きっと続けようと思わなくても 夢中になれるものがみつかるよ。
今までの中でどれが一番好き?」
(参照:「愛の子育て」・天分発見5つの方法より)
解釈によって「長続きしない性格」「あきっぽい性格」が
「好奇心旺盛」「行動力がある」 に変わる。
短所が長所に変わる。
同じ体験をしても、その体験からの気づきはみんな違う。
解釈力が人生を変える。
そのときは、「嫌な出来事」だったり、
「失敗した」と思っても 年月が経って
「あんなことがあったからこそ、今の自分がある」
と解釈できるようになれば、
失敗ではなくなる。
短所を長所に変える
同じことでも解釈の仕方で長所にもなり短所にもなる。
これを両義性と言う。
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
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