芳村思風一語一会 vol.5580 35 問題から逃げない 人間はなぜ真実を求めるのか。 それは現実が虚偽に満ちているから。 人間はなぜ美を求めるのか。 それは現実が醜いから。 人間はなぜ善を求めるのか。 それは現実が悪に満ちているから。 人間はなぜ平和を求めるのか。 それは対立や抗争や戦争がなくならないから。 現実は虚偽であり、醜く、悪であり、争い。 それが現実。 その中で生きている人間は、 その現実からくる苦しみを避けて通ることはできない。 だから現実は常に苦しみなのだということが言える。 しかし、人生は「苦しみだ」と考えると、 楽しい人生を過ごすことはできない。 人間は幸せになるために、問題が出てこないことを願ってしまう しかし人間は不完全だから、どの道を選んでも問題は出てくる。 問題はなくなることはない。 問題は自分を苦しめるためではなく、 成長させるために出てくるす。 問題とは、今自分が持っている力では乗り越えることができないもののこと。 問題には必ず答えがある。 答えのない問題はない。 問題を乗り越えられる力を 持った人だけが問題に気付く。 問題を乗り越えることが人生だという覚悟ができたとき、 問題は今取り組むべき課題であり、テーマとなる。 だから問題はあっても、問題ではない 今、自分思っている力の限界に挑戦し、 失敗しても逃げずに問題に取り組むことで、 眠っていた潜在能力が目を覚ます。 やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・