芳村思風一語一会 vol.5582
37 人間の本質を見抜く眼をつくる

深さをつくっていくための1つ目の問いは、
ものごとの本質を見抜く力である「本質への問い」
2つめの問いは、人を見抜く力となる「理念への問い」
         
理念への問いは、
「人間にとって真実の愛とは何か」
「勇気とは何か」
という問い。

この愛や勇気は、「美」や「強さ」や「正しさ」などに
置き換えることができる。
この問いには正解がない。
正解はないので、どこまでも無限に深くなれる。
         
「愛とは何か、美しく生きるとは何か」
を自分自身に問い続けることで、
人間に対する理解が深まっていく。
人間がよく見えてくる。
人間を見る眼の深さ、ものを見る眼の確かさが
自分自身で実感できるようになる。
それまで気づかなかったようなことでも、
「あっ、こんなことがあるんだ」
と世の中や人間の複雑な世界が
理解できるようになってくる。
         
理念への問いは、
人間にものを見る眼の深さ、
人を見る眼の深さ、
人間に対する理解の深さ
をつくっていく。
         
「愛とは何か」を頭で考えているだけでは、単なる知識でしかない。
「ほんとうの愛とは何か」を知ることは、
許すことからはじまる。
何度裏切られても許して、
次は信じて信じて信じ抜く
という体験を積み重ねること。
理屈ではない。
         
深さを身につけていくには問いを持ち続けること。
それが人を見る眼の深さ、
ものを見る眼の深さをつくっていく。

         
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・


※芳村思風の講演会・勉強会の案内
・11/16(土)~17(日)育成講座
13:00~新大阪 

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参加費:3,300円

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18:00~20:00 伝承館(名西)
参加費:2,000円

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