芳村思風一語一会 vol.5548 3.感性の本質とは何ですか? ~感性にしたがって生きる~ 自分が生きていくために必要な情報を、 みずから求めて感じ取ろうとするのが感性の働き。 感性の本質は、求感性(ぐかんせい)。 感受性ではない。 人間の本質は感性。 「私」といっているものが感性。 だから自分らしく生きるということは、 感性から湧き上がってくる欲求にしたがって生きること。 感性から湧き上がってくる欲求が、人生の目的を教えてくれる。 今まで人間は、理性で合理的に考えて、 より少ない努力で、大きな成果を上げることをめざしてきた。 しかし、理性によってつくられた夢や目標は、 達成してもそのとき感じる充実感や幸福感は、 すぐに終わってしまう。 さらにもっともっとと際限なく続く。 幸せとは、自分のしたいことができること。 そこに自由と開放感が出てくる。 したいことがないのは、子どものころ、 したいことをガマンすることが意志の強い人間だ と教えられたことに原因がある。 心の底から湧いてくる欲求の強さが、行動力をつくる。 不撓不屈の意志の強さは、欲求や欲望の強さ。 「何としても成し遂げたい」という思いがあれば、 失敗しても気にならない。 できるまであきらめない。 ガマン強さは、理性的なもの。 ガマン強い人が、意志の強い人ではない。 生きがいや幸福感は、 燃えることができるものを見つけることから生まれる。 燃えてこそ人生、感じてこそ人生。 やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・ ※芳村思風の講演会・勉強会の案内 ・10月16日(水)名古屋思風塾 18:00~20:00 伝承館(名西 参加費:2,000円 ・10月19日~20日 認定講座 新大阪 問合せ 思風庵哲学研究所