芳村思風一語一会 vol.5312
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愛と恋の違い(2)
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通常、恋愛と言われ、恋と愛は同じものと思われています。
実際に恋と愛は、重なり合うことも多くあるので、
恋の終わりが、愛の終わりになることがよくあります。
夫婦や恋人たちは長く一緒にいると、
恋しいという心情がなくなります。
考え方や価値観の違いからケンカするようになると、
愛を感情や情熱だと思っているために、
愛が冷めた、もう愛がないから別れましょう
という話になってくるのです。
考え方や価値観や性格が一致することなんてありません。
独占欲や所有欲、執着や嫉妬は、愛ではありません。
人間は不完全だから誰かを愛したら嫉妬も感じる。
嫉妬によって関係性を破壊してしまうのは
真実の愛から出たものではありません。
自分では愛だと思っている
自己中心的な感情であり
欲望であり執着です。
相手が自分の欲求を満たしてくれなかったら
消えてしまうような愛は、
とても幼い、未熟な愛です。
恋は、正しい理性が働かなるために修羅場を作るが、
愛は正しい理性と一緒になることで育くまれていくものです。
恋は自然に発生します。
人間が人間を愛するということは、
不完全な人間を愛すること。
長所も短所も愛することです。
短所を愛するのは、努力が必要です。
愛の実践的原理は、努力です。
努力を続けることで、愛は現実を生きるための力となり、
実力となるのです。
だから、
「結婚は、恋の終わりで、愛の始まり」
なのです。
「人間関係10の原則」
~愛の実力を育てる~
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
※「何があっても だいじょうぶ」
A6版 1,000円+税
思風語録から55の言葉を選び
解説はできるだけ少なくしました
「?」とくる言葉を感じてみてください
●芳村思風先生の勉強会
・2月10日(土)東京思風塾
13:00~15:30 ZOOM
参加費:5,000円
・2月14日(水)名古屋思風塾
18:00~20:00 WINCあいち
参加費:2,000円
・2月19日(月)熊本思風塾
20:00~22:00 ZOOM
参加費:3,300円
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思風庵哲学研究所