芳村思風一語一会 vol.5113 
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愛を原理に成長する 
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成長の原理は、 
「競争して勝つこと」 
から 
「協力して力を合わせる」 
に変わる 
 
「統一」 
から 
「統合」 
に変わる。 
 
「統一は悪」 
であり 
「統合は愛」 
 
経済面や社会面などが、 
この成長の原理に変わるのには、 
全人類の人間性の成長や 
愛を能力と考えた教育システムの構築を含めて、 
まだ数百年かかると考えられます。 
 
スポーツの世界も勝つことよりも、 
「道」の思想をベースに勝つことたけでなく、 
お互いに成長することにシフトし、 
スポーツを通して技の習得や人間性の成長を 
重視するように変わっていきます。 
 
このように変化するには、 
まだ100年~200年かかると考えていました。 
 
しかし今回の東京オリンピックでは、 
スケートボードやサーフィンの競技の 
10代20代の選手たちは 
すでに国も順位もメダルも超えていました。 
 
大技に挑戦して失敗して4位になった選手を 
みんなで肩車をしてたたえあい、 
素晴らしい演技には、誰もがスタンディングオベーション。 
失敗しても挑戦した人には、拍手が鳴りやまない。 
そのため競技が中断しているのにオフィシャル 
スタッフも止めないで一緒になって拍手していました。 
 
空手の型で金メダルを取った後の礼の仕方。 
相手の選手だけでなく 
スタッフの人たちへの敬意の表し方は、 
まさに道の思想の表現です。 
 
全人類の人間性の進化と愛の実力を成長させることで、 
戦って勝つことから 
共に力を合わせることで 
お互いに成長する世界の実現は、 
スポーツの世界から始まっているのかもしれません。 
 
国境の意識がなくなる日は、 
若い人たちから始まり、 
案外早いかもしれません。 
 
考え方や意見の違いを許し、 
受け入れる力が「愛の実力」です。 
考え方の違う人間と戦うのではなく、 
力を合わせて共に成長すること。 
これが、新しい成長の原理なのです。 
 
そしてこの考え方が、 
これからの時代のテーマである 
「世界平和」へとつながっていくのです。 
 
 
 
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・  
 
 
●芳村思風先生の勉強会 
・8月5日(土)東京思風塾 
13:00~15:30 ZOOM 
 参加費:5,000円 
 
・10月1日(日)思風会全国大会 
14:00~ ホテルグランビア広島 
詳細未定 
 
※お問い合わせ 
思風庵哲学研究所