芳村思風一語一会 vol.5047
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「愛の子育て」5つのポイント
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1.教が育を超えてはいけない
教育とは、「育」が主体で、「教」がその手段。
引っ張り出すために教えるのであり、
能力を開発するために教えることが基本。
自分の力で「やったぁ~」という感動と喜びを味あわせること。
2.問う力を育てる (欲望・欲求を引き出すために、理性を使う)
学校では、先生が問題を与えて、子どもが答える。
子どもは、問題を与えられるのを待っている、待ちの姿勢。
問題は、子どもの心の中から出てこなければいけない。
教えなければいけないのは知識ではない。
意味や価値や素晴しさ、楽しさ。
3.自分がその頃どうであったかを思い出しながら教育する
常に自分自身がその年代、
どうしてもらったのか、
その時どう感じたかということを
思い出しながら教育することが大切。
自分が10歳の頃どのようにしてもらったか、
15歳の頃どうであったか、
どのように接して欲しかったかということを
思い出しながら子どもに接すること。
4.いつも目に愛の光を
子どもは空なる気を吸って育ちます。
空気とは、空なる気です。
目に見えないのです。
気とは感性です。
空気を吸うとは、まさに目に見えない感性を吸って生きている。
教育において一番大事なものは、意味や価値や値打ち。
目つき・表情・態度。
お父さんやお母さんが自分に対して、
どういう目つき・表情・態度で接してくれているかが、
最大の意味や価値を持つ。
目は口以上にものを言う。
理屈を超えた雰囲気を作るのは、目つき・表情・態度。
感性だから伝わる。
いつも目に愛の光を持って接すること。
5.親の生きる姿勢を見せる
生きる姿勢とは、
その人がどういう問題意識を持って生きているかということ。
父親とは何か、母親とは何か、親としてどうあるべきか
という自分の存在に対する問いかけを
常に意識しながら生きることです。
立ち居振る舞い・生きざまが、
非常に強い教育力・感化力を持っているのです。
教えるのではなく、育てる
そして大きな心で見守って育んでいく
この5つが「愛の子育て」
人材教育ではない人物教育のポイントです。
感性論哲学「愛の子育て」より
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
※「愛の子育て」(1~3)2012年出版の改訂版を
再編集して、1冊にまとめ、6月に販売を予定しています
●芳村思風先生の勉強会
・5月13日(土)東京思風塾
13:00~15:30 ZOOM開催
参加費:5,000円
・5月17日(水)名古屋思風塾
18:00~20:00 WINCあいち
参加費:2,000円
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