芳村思風一語一会 vol.4979 感謝は、自分一人でできる 謝罪には、必ず相手がいる。 目の前にいない相手に謝っても伝わらない。 相手に自分の思いが伝わらないと、 謝罪したことにはならないからです。 ☆☆☆☆☆ 感謝と謝罪 ☆☆☆☆☆ 不完全な人間が「不完全性の自覚」に基づいて、 本物の人間として行わなければならない 行為が「感謝と謝罪」です。 不完全性の自覚から 直接的に出てくるものは、謙虚な心です。 その謙虚な心が、具体的に行動として表現されたものが 「感謝と謝罪」の実践です。 人間の本質は、心です。 人間らしい心とは、謙虚な心です。 人間において傲慢さほど醜くて恐ろしいものはありません。 人間は傲慢になったとき、 人間であることを根底から失格するのです。 傲慢な顔つき、傲慢な目つきや態度、傲慢な物言いほど 醜く嫌なものはありません。 努力して地位を獲得した人間が失脚するのは、 すべて傲慢不遜な振る舞いゆえです。 その意味で謙虚さほど人間にとって大切なものはありません。 常に傲慢であってはならないという自覚を忘れてはなりません。 それほど大切な謙虚さも不完全性の自覚が、 ほんとうに身について体得されていないと、 謙虚さが弱さになり、 媚びへつらいとなってしまうことがあります。 これでは謙虚さもニセモノです。 ほんとうの意味での不完全性の自覚が身につけば、 本物の謙虚さとして出てくるものが 「感謝と謝罪」の精神です。 「風の思い」 ~芳村思風 46の言葉~より やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ ●芳村思風先生の勉強会 ・3月15日(水)名古屋思風塾 18:00~20:00 WINCあいち 参加費:2,000円 ・3月28日(火)四日市思風塾 18:00~20:00 ミッドランド経営 参加費:5,000円 ※お問い合わせ 思風庵哲学研究所。