芳村思風一語一会 vol.4979 
感謝は、自分一人でできる 
謝罪には、必ず相手がいる。 
目の前にいない相手に謝っても伝わらない。 
相手に自分の思いが伝わらないと、 
謝罪したことにはならないからです。 
 
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感謝と謝罪 
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不完全な人間が「不完全性の自覚」に基づいて、 
本物の人間として行わなければならない 
行為が「感謝と謝罪」です。 
 
不完全性の自覚から 
直接的に出てくるものは、謙虚な心です。 
その謙虚な心が、具体的に行動として表現されたものが 
「感謝と謝罪」の実践です。 
 
人間の本質は、心です。 
人間らしい心とは、謙虚な心です。 
人間において傲慢さほど醜くて恐ろしいものはありません。 
人間は傲慢になったとき、 
人間であることを根底から失格するのです。 
傲慢な顔つき、傲慢な目つきや態度、傲慢な物言いほど 
醜く嫌なものはありません。 
努力して地位を獲得した人間が失脚するのは、 
すべて傲慢不遜な振る舞いゆえです。 
 
その意味で謙虚さほど人間にとって大切なものはありません。 
常に傲慢であってはならないという自覚を忘れてはなりません。 
それほど大切な謙虚さも不完全性の自覚が、 
ほんとうに身について体得されていないと、 
謙虚さが弱さになり、 
媚びへつらいとなってしまうことがあります。 
 
これでは謙虚さもニセモノです。 
 
ほんとうの意味での不完全性の自覚が身につけば、 
本物の謙虚さとして出てくるものが 
「感謝と謝罪」の精神です。 
 
 
「風の思い」 
~芳村思風 46の言葉~より 
 
 
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・  
 
 
 
●芳村思風先生の勉強会 
・3月15日(水)名古屋思風塾 
18:00~20:00 WINCあいち 
参加費:2,000円 
 
・3月28日(火)四日市思風塾 
18:00~20:00 ミッドランド経営 
参加費:5,000円 
 
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思風庵哲学研究所。