芳村思風一語一会 vol.4629 ☆☆☆☆☆ 感性とは何か ☆☆☆☆☆ 人間は、生まれた瞬間から感じながら生きています。 いいえ、生まれる前のお母さんの体内にいるときから感じています。 昔から数え年で年齢を数えるのは、 お母さんの体内で感性ができたときからの 命の年齢だからなのです。 寝ている時でも呼吸をしているし内臓も動いています。 感性は寝ているときも働いています。 心臓が止まり、呼吸が止まったときではなく、 人間の肉体から感性の働きがなくなったとき、 初めて死んだといえるのです。 なぜなら感性が60兆個の細胞を ひとつの命として統合しているからです。 では「感性」とは何か。 感性とは、人間の本質であり、生命の本質、宇宙の究極的存在です。 感性の本質(最も根本にある能力)は、 「求感性(ぐかんせい)」です。 今まで感性の本質は、感受性だと言われてきました。 感受性は、消極的・受動的能力です。 求感性とは、自分が生きていくために必要な情報を積極的に求めて感じ取ろうとする働きであり、 調和・合理・統合を模索する働きです。 この感性の働きの結果として、現象としての感性がでてきます。 感性の現象とは、本能・感覚・本音・実感・欲求・感情・感受性などです。 私という意識の根拠となっているのは「感性」なのです。 自分らしく生きるとは、湧いてくる本音や欲求・欲望を実現することです。 しかし欲求・欲望を実現するだけでは、野獣です 湧いてきた欲求や欲望を理性を使って 人に迷惑をかけないで、人の役に立つようにすることが大切なのです 「風の思い」より やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ ●芳村思風先生の勉強会 1回だけの参加もOKです ・3月5日(土)東京思風塾 13:00~15:30 ZOOM講座 参加費:5,000円 ※お問い合わせは 思風庵哲学研究所