芳村思風一語一会 vol.4278
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感性とは何か
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「感性」とは何か。 
自分が生きていくために必要な情報を
積極的に求めて感じ取ろうとする働きです。
本音・実感・興味・関心・好奇心


私という意識の根拠となっているのは「感性」。

理性は、脳の中に限定される能力であり、生まれてから後につくられる、
肉体=私ではない
60兆個あると言われる細胞は、皮膚で約28日
その他の細胞もほぼ3か月で入れ替わると言われています。
肉体が私でないことは、5歳のころの自分のの写真を見て
肉体は全く違うのに、私であると認識できることからもあきらかです。

感性とは、人間の本質であり、生命の本質、宇宙の究極的存在です。
本質としての感性は、すべての生命が持っています。
この感性が、理性によって人間化されたものを「知的感性」といいます。

この知的感性が「心」なのです。
心は、理性によって感性が人間化されたものです。
心とは、意味や価値を感じる感性です。
幸せや感謝や尊敬・責任感などは全部感じるもので、
理性によって感性が人間化されることによって出てくるものです。

感性の本質(最も根本にある能力)は、
「求感性(ぐかんせい)」です。

感受性ではありません。
感受性は、消極的・受動的能力であり、感性の本質ではありません。

求感性とは、自分が生きていくために必要な情報を
積極的に求めて感じ取ろうとする働きです。
調和・合理・統合を模索する働きです。

この感性の働きの結果として、現象としての感性がでてきます。
感性の現象とは、本能・感覚・欲求・感情・感受性などです。
感受性は、感性の現象形態のひとつなのです。


※「風の思い」
~芳村思風 46の言葉~より







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