芳村思風一語一会 vol.4275
 芳村思風先生が自分のために考えた言葉。
この言葉は、自分自身を奮い立たせる言葉だそうです。
☆☆☆☆☆☆
義風清心
☆☆☆☆☆☆
 不完全な人間という自覚にたって、恥ずかしくない生き方を
心がけることが、道徳を遵守することである。
そうすると世の中の風潮に流されないから、
 一時は変人扱いされたり、損をすることもあるかもしれない。
 一時に寂寞たり、とはそういう意味で、一時は不遇や寂しさを
味わうかもしれない。

しかし権力のある者にへつらい、おもねる人は、時には得をして
立身出世するかもしれないれど、心の中は終生にわたって
卑しさと人の道に外れた間違ったことをしてしまったことへの
自責の念と自らの醜さに苦しめられ、人の顔がまともに
観られないような、自信のない卑屈な荒涼たるものになってしまう。

人の道に熟達した人は、目先のことに煩わされず、人としての
自らの信じる道を貫いて、
人事を尽くして天命を待つ、
そして
天命を信じて、人事を尽くす

 無理のない生き方をする。
たとえ不遇な生涯で終わろうとも、あの世まで汚名を着て、
 家族や親類知人に迷惑をかけ、人から非難されることになるような
権力に媚び、権力を利用し、自分を見失う生き方を選んではならない。

私の生き方の基本になった言葉です。
この言葉は今でも自分自身を奮い立たせてくれる
力強い美しい言葉である。




やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

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