「カンタンにわかってたまるか!」
    by行徳哲男先生

 

...

「感性論哲学は難しい」
「芳村思風先生の本や話は、わかりにくい」
という意見に答えた行徳先生の言葉です。


「感性の哲学を頭で、理性で
理解しようとするからわからないんだ。
腑に落ちるまで味わえ・・・
『深さ』を味わえ。

深さは、実践して体で実感し、
痛みを乗り越えなければ、
深さは理解できない。

 

何度も何度も繰り返して読む
そのうえで繰り返し、繰り返し実践していくと

あるとき、ふと このことか!
と腑に落ちる」

 


「知っている・わかっていると、
できるは違うんだ。

できなくても、学んで、意識しているだけでもいい。
学び続けること。
そして何より、失敗しても失敗しても
繰り返しやり続けることが大切なんです。

感性論哲学は、実践の哲学なんです。

感性論哲学は、これからの時代に必ず必要となってくる哲学なんです。」

 

わからなくてもいいから、同じ文章を何度も読む、何度も話を聞く。

いつか頭でわかったではなく、
腑に落ちるときが来る。

 

1回でわかるようでは、身につかない。
わかったふりをしているだけだ。
実践できない哲学は哲学じゃない。」

「だから私の書いたものも
なんと書いているのか
と聞かれますが、

カンタンにわかってたまるか

なんです。」
(by 行徳哲男

 

一大事とは今ここのことにて候(言葉:棟方志功・書:行徳哲男)