芳村思風一語一会 vol.3174
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限りある命と永遠の命
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時は流れるものではなく、積み重なるものです
なぜ墓参りをするのか?祈るのか?
過去とは、決して過ぎ去った時間ではありません。
時間は流れない。積み重なるものです。
命も流れているものではなく、命の中に38億年の過去からのつながりが積み重なっています
母なる宇宙が人間の命を作り、以来38億年間途切れることなかったから今この命があります。
一人ひとりの命の中に、38億年間の因果、避けがたい宿命が宿っています。
今の生活を良くするためには、過去の祖先の罪をわが人生において償う必要があります。
墓参りは、38億年の命の歴史に感謝し祖先の必死の生き様に恥じない生き方をする
という誓いをするために祈ります。
38億年間の命の歴史を背負って、自分の100年足らずの人生を生ききり、
自分の命の役割を果たさなければなりません。
人間は、不完全だから、どこかで人に迷惑をかけています。
生きるために、他の動物、植物の命を犠牲にして生きています。
この人生においては、命の底から湧いてくる欲求・欲望を、理性を使って、
人の役に立つ方法で実現することで、
38億年の過去の命の罪を償い、幸せな人生を送ることができるのです。
そしてそれを子孫に引き継いでいくのです。
その償いの人生を生きる。それを現実化するのが職業です。
職業は、贖罪(しょくざい)という意味を持っています。
職業(仕事)を通して人の役に立ち、人を幸せにすることで、
38億年前からの自分の命の過去の罪を償い、
自分の人生を幸せな方向へ向かわせていきます。
職業を人に迷惑をかけ、金儲けだけに、
そして自分のためだけに使って、命への祈りがないと、
新しい罪を作り、子孫への影響を残してしまうのです。
墓参りや祈りは、祖先の必死の努力に報いる生き方をします
という感謝の心を持って生きるという誓いなのです。
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
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