芳村思風一語一会 vol.2783
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愛国心を超える、国境を超える
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これからの100~200年の間は、国境がどんどんなくなっていく時代。
インターネットの普及によって、情報の世界は、もう何年も前からボーダーレス、国境がなくなっています。
文化や経済の世界でも同様のことが進んでいます。

しかし現実には、領土問題(これは資源の問題が大きい)、

人種問題、宗教の問題による争いは未だ絶えることがありません。

領土問題についても「日本の若者には愛国心がない」と多くの人が嘆いています。
しかし「愛国心がなくならない限り、戦争はなくならない」とも言われています。

自分の国を大切に思うだけの小さな愛国心を持つ限り、戦争はなくなりません。
今は、西洋の時代から東洋の時代への過渡期。
今後アメリカに代わり、世界の指導者となる使命が日本人にはあります。
人類のために、世界のために貢献するという生き方をするためには、
小さな愛国心を持っているとその使命を果たすことができません。

知らず知らずのうちに、日本人はその使命を感じ取っているのです。
日本の今の若者は、

求められている歴史的使命を果たすために小さな愛国心を超えたのです。


愛国心がなくなったのではありません。
愛国心より大きな人類愛を、世界に先駆けて生きようとしているのです。

まだまだ先かもしれませんが、必ず国境がなくなる日が来ます。
「愛国心がない」と非難せず、

「愛国心を超えた」

「国境を超えて人類愛に生きようとしている」

先駆者なのだと自覚していくこと。


だからと言って

「愛国心がなくてもいい」

「国家は歌わなくていい」

「国旗は揚げなくていい」ということではありません。

宇宙から地球を見ることができるようになったとき、
「地球はひとつ」という意識が全人類に芽生えてきました。

もともとどの土地も海は、どの国にも所属しているものではありません。
海底の地下資源の問題などから、領有権を主張しあっていますが、

互いに排除しあうのではなく、
両国の共同所有として、共に協力して開発などを行うこともができるはずです。

大和心(やまとごころ)とは、大きく和する心です。
この大和心を実践するのが大和魂です。

戦うための魂ではありません。

中東の紛争もアメリカなどの調停では、休戦しても解決には至りません。
調停ではなく、真の平和、中東紛争を解決できるのは日本しかありません。




やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

 

※「武士」の「武」とは、

「矛」を「止める」という成り立ちです




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