芳村思風一語一会 vol.2777
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世界の方向性が変わるとき
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1月20日にはトランプ大統領が就任します。
今回の大統領選挙は、みにくい罵り合い、足の引っ張りあい、中小誹謗合戦でした。

選挙後のトランプ氏の発言は変わってきましたが、議会や国民との調整は困難が予想されます。
アメリカは今後衰退の一途をたどると予想される選挙でした。
民主主義社会の内部崩壊を見せつけられるようであり、近代の終焉を感じました。

人格よりも能力と金銭を価値あるものと考える資本主義経済は終わります。
西洋には東洋でいう「人格」という言葉や意識が存在しません。
日本と欧米には、ここに大きな文化の違いが存在します。

理性を原理に、能力と金銭を目的とする近代西洋文明は今まさに終末を迎えています。
行き過ぎた自由主義社会や金融資本主義も大きなひずみが出てきています

今後アメリカは自国を最優先に考える内向きの政治に変わり、自国の損になることはしない。
世界の警察をやめる、という発言もあり、世界のために尽くすことをやめることになります。
世界の文明の中心がアメリカから離れていくことを明らかにする出来事です。

今後はアメリカに変わり、誰が世界を夢多き未来へ導いていく役割を果たすのか。
その力を持った指導者は、どこから出てくるのか。
これからはアジアから世界を引っ張るリーダーが出てこなければいけない。
今、アメリカに変わってオピニオンリーダーとなり、世界を変えていくのは日本しかない。

新しい時代は、国家ではなく、西洋と東洋を統合した地球文明の時代に入っていく時代です。
経済においては、貧富の差をなくし、富の配分をどのように考えるか。
経済活動の目的は、自分自身を本物の人間に鍛えるためという考え方で、
人間性を成長させればさせるほど金銭が入ってくる人格主義経済へと移行します。

人間性の成長を原理とした経済活動を世界に広めていかなければいけません。
感性論哲学の究極の目的である「全人類の人間性の進化」は、
これからの世界に非常にたいせつな考え方になります。




やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・



■感性論哲学をより多くの人に広げ、
感性論哲学を知ることでより幸せな人生をおくるきっかけになればと願っています
思風会は、感性論哲学を広げるための活動をしています。



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●芳村思風先生の勉強会
29年
・1月11日(水)沖縄思風塾
10:00~18:00 浦添
参加費:15,000円


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