感性論哲学は、開放系の哲学です。
開放系とは、違う意見を否定しないで
そのいいところを取り入れて、成長しています
感性経営は、いままでは、
意志の大切さを中心にした5原則でした
経営にも「愛」・人間関係の力は必要です。
そのため2年前から
意志と愛の両面から
「感性経営の10原則」に変更となっています
感性経営の10原則
第1:愛と対話とパートナーシップによる経営
近代の競争を原理に、支配と命令と管理による経営からの脱却。
競争は、成長のために必要な原理であるが、
これからは、競争による量の拡大をめざすのではなく、
質の向上をめざすことが大切な時代。
第2:心の通ったぬくもりのある経営
心とは、意志と愛。
これからは、経営者や社員同士が、心のつながり、
心の絆をベースに、仕事のつながりがあり、
その上に役職のつながりをつくる。
「心が欲しい」とは、
認めてもらいたい、
わかってもらいたい、
ほめてもらいたいということ。
「心をあげる」とは、好きになる、信じる、許すこと
心をあげる努力をすることが、愛である。
第3:問題を恐れない経営
問題を乗り越え続ける。
人間は、不完全だから、問題が出てきてあたりまえ。
問題がないことが良いのではなく、出
てくる問題を乗り越え続けることが大切。
問題が出てきても、自分が決めた道・選んだ方法が間違えていたのではない。
どの道を選んでも、問題は出てくるということを知ること。
問題ウのない道はない、悩みのない人間はいない。
問題はなくならないのだから、
「問題はありません」ではなく、
「こんな問題がありましたが、このように対処しました」や
「今こんな問題があります。こう対処します。]
「将来このような問題が出てくることが考えられるので、
このような対応を考えている」
という報告や相談を受けられるようにすること。
第4:変化を作りだす経営
よりよい方向性へ変化し続ける。
経営とは、より良い方向性への変化作り出し続けること。
経営者にとって、大切な経営能力は、
よりよい方向性への変化を作り出し続けることによって、
社員に未来への夢と希望を与えること。
経営者は、仕事をしてはならない、経営をする。
向かうべき方向を示し、利益の出る仕組みをつくること。
第5:仕事に死ねる愛の経営
この仕事のためなら死ねるというくらい自分の仕事にほれ込む、感じる。
この社員たちのためなら死ねるというくらい一緒に働く仲間にほれ込む、信じる。
第6:最高の満足を与え、最大の信頼を得る経営
経営者は、第一に「社員満足」をあげるための努力をする。
顧客満足ではない。
取引先を犠牲にしてはならない。
社員は、顧客の満足度を上げる努力をする。
第7:限界に挑戦する経営
限界への挑戦、今自分の持っている能力の限界に挑戦したとき、
はじめて潜在する能力・天分がでてくる。
今の自分の力で、なんともならない、
万策が尽きたとき、そこからが本番。
今の自分の力をすべて使い果たし、
それでも「なんとかしたい」と努力したとき、
潜在する能力がでてくる。
今の自分の理性能力を使い果たし、
あきらめずに「だけど、何とかしたい」と頑張ったとき、
眠っていた潜在能力が目をさます。
そこから、本当の「自分の力で生きる人生」が始まる。
個性ができあがる。
第8:利益が出る仕組みを作り続ける経営
経営者は、よい商品を作るだけでなく、売れる仕組みづくりが仕事。
第9:結果が出るまでやめない経営
問題には、必ず答えがある。問題は自分を成長させるために出てくる。
第10:人に喜んでもらえるような人間性を作る経営
仕事とは、人に喜んでもらえるような仕事の仕方ができる能力と人間性を持った人間に、
人間を鍛え上げるもの。
すべての職業は、愛の実践である。
本業を通して会社と社員を発展成長させる。