円熟ではなく


芳村思風一語一会 vol.2595
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円熟ではなく、角熟をめざす
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今までは、円熟という欠けたものがないものを理想としてきました。
人間には短所があり、個性があり、失敗しながら、罪を犯しながら成長していきます。
まん丸にはならないのです。とんがったところが個性です。
角張ったまま成長していくのです。これが「角熟」という生き方です。

人間は、不完全だから、どんな人間にも長所が半分、短所が半分あります。
短所を気にしてはいけません。 短所をなくす必要はありません。
長所が伸びれば短所は人間味、味に変わるのです。 短所が味に変わるまで長所を伸ばすこと。
円熟ではなく、角熟こそ最も個性ある生き方です。
個性のある本物は、角張ったまま熟していくのです。
現実を肯定し、現実を活かしきる感性を原理にして、欠点があり、短所があり、
角張ったまま熟していく生き方を人間の理想にしていくこと。
円熟しなくていい、角張ったところはそのまま残し、長所を伸ばす。

まるくなるな。

とんがって生きろ。


一角(ひとかど)の人物になれ。





やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・


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ごろく


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