芳村思風一語一会 vol.2475
「丸くとも 一かどあれや人心
あまりまろきは ころびやすきぞ」
坂本龍馬
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円熟ではなく、角熟をめざすせ
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今までは、円熟という欠けたものがないものを理想としてきました。
人間には短所があり、個性があり、失敗しながら、罪を犯しながら成長していきます。
まん丸にはならないのです。とんがったところが個性です。
角張ったまま成長していくのです。これが「角熟」という生き方です。
人間は、不完全だから、どんな人間にも長所が半分、短所が半分あります。
短所を気にしてはいけません。 短所をなくす必要はありません。
長所が伸びれば短所は人間味、味に変わるのです。
短所が味に変わるまで長所を伸ばすこと。
円熟ではなく、角熟こそ最も個性ある生き方です。
個性のある本物は、角張ったまま熟していくのです。
現実を肯定し、現実を活かしきる感性を原理にして、欠点があり、短所があり、
角張ったまま熟していく生き方を人間の理想にしていくこと。
円熟しなくていい、角張ったところはそのまま残し、長所を伸ばす。
まるくなるな。
とんがって生きろ。
一角(ひとかど)の人物になれ。
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
※4月発行予定「芳村思風語録」より
●芳村思風先生の勉強会
・3月11日(金)滋賀思風塾
18:30~ 草津エストピアホテル
参加費:4,000円
3月15日(火)四日市思風塾
19:00~21:00
参加費:5,000円
・3月17日(木)松阪思風塾
19:00~21:00 松阪市民活動センター
参加費:2,000円
・3月19日(土)みえ女子会
14:00~16:00 松阪市民活動センター
参加費:4,000円
※お問合せは・・・
思風庵哲学研究所