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21世紀 日本の使命(2)
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脱近代の理念と新しい価値観
これからの世界に大切なものは、 東洋の悟道か、西洋の科学か。
これからの人間に大切なものは、東洋の感性か、西洋の理性か。
この哲学的選択が人類の未来を決定する。
政党政治から、脱政党政治へ、そして統合(合議)政治へ
資本主義経済から、脱資本主義経済へ、そして人格主義経済へ
民主主義社会から、脱民主主義社会へ、そして互敬主義社会へ、
理性文化から、脱理性文化へ、そして感性文化へ、
物質文明から、脱物質文明へ、そして精神文明
新しい時代を作る
「社会」
社会は、民主主義から、脱民主主義へ、そして互敬主義社会へと変化します。
民主主義の理念は「自由と平等」でした。
これは封建的な社会から近代へと向かう中で作り出されたものです。
民主主義社会は、権利を主張し合い、人間同士が責め合う社会です。
これからは、責め合う社会から、許しあって生きる社会へと向かうことが必要です。
人間は不完全な存在なので、不完全な人間同士が権利を主張し合って責め合うと対立は絶えません。
互敬主義社会では、お互いにその不完全さを許し合い、お互いに助け合い、尊重し合い敬愛する社会です。
今、世界の中心は、欧米からアジアへ、アジアの入り口である日本の真上に移ろうとしています。
新しい時代には、東京に変わる新しい都を作ること、遷都が必要になってきます。
新しい風土の上に新しい文明を作るのです。世界文明も風土を変えて発展してきました。
徳川家康が江戸に都を移して400年、東京はその風土の持つ潜在能力を使い果たしつつあります。
新しい原理や新しい価値観を作りだし、内需拡大を図るためには、潜在能力の可能性を持った風土が必要なのです。
全国民の意志によって、100兆円規模の大遷都という大事業を進めることで、
全産業が活性化させ、日本経済を復活させることでしか世界経済を支えることはできないのです。
21世紀は、日本の時代です。
日本人が世界のリーダーとして新しい時代を作っていく使命があります。
これからの時代を背負う20代の若者にぜひこの遷都を含めて、
新しい日本、新しい時代を自分たちが作るのだということを自覚し、
行動するときだと伝えていかなければいけないのです。
(続く)