地蔵1

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円熟ではなく、角熟をめざす
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今までは、円熟という欠けたものがないものを理想としてきた。

人間には短所があり、個性があり、失敗しながら、

罪を犯しながら成長していきます。まん丸にはならないのです。
角張ったまま成長していくのです。
これが「角熟」という生き方です。

人間は、不完全だから、どんな人間にも長所が半分、短所が半分あります。短所を気にしてはいけません。
短所をなくす必要はありません。

長所が伸びれば短所は人間味、味に変わるのです。
短所が味に変わるまで長所を伸ばすこと。
円熟ではなく、角熟こそ最も個性ある生き方です。

個性のある本物は、角張ったまま熟していくのです。

角張ったまま熟していくところに、個性ある本物の人間の姿があります。

現実を肯定し、現実を活かしきる感性を原理にして、

欠点があり、短所があり、 角張ったまま熟していく生き方を人間の理想にしていくこと。

個性ある人間の理想は、角熟です。

円熟にならなくていい、角張ったところはそのまま残し、長所を伸ばす。

円熟をめざすな、角熟をめざせ。



「風のことば」より

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

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思風庵哲学研究所