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矛盾を生きる
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毎日起こる出来事には、
自分の想いや考えと違うことがよく起こります。

また相反するAかBかのどちらかを選ばないといけないこともよくあります。
学校の試験ではないので、どちらかが正解ということはない。
AかB以外の方法がないか。A+Bはできないか。
理屈で考えたら、難しい。

たとえば自信を無くし悩んでいるたとき、人から「そのままでいい」「あなたのままでいい」と言われることがよくあります。
もっと力をつけたいのにできない。成長したけど思うようにならない。
頑張って変わりたいけど、なかなか変われないから、悩んでいるのに「そのままでいいはずがない」とわからなくなる。

どうすればいいのか?

どちらも大切なことなのです。
矛盾しているようですが、どちらかひとつではなく、両方を活かすこと理性を使ってを考える。

自分には、短所も欠点もあることを認め、受け入れるからこそ謙虚になれる。
人間は不完全であることを知ることで、自分にも他人にも優しくなれ、他人を許すこともできる。
自分の長所を磨くことで、自信が持てるようになり、自分の短所をさらけだすこともでき、他人の長所でたすけてもらう。
自分の長所で、他人を助ける。
短所は、他人の長所を活かす活人力になる。
長所も短所も活かすことができる。

プラス思考だけでは不十分。。マイナス思考もあってあたりまえ。
マイナス思考は、ダメではない。両方活かす。

矛盾をなくそうとしなくてもいい。

理性で生きている限り、対立はなくならない。
そのためには、理屈を超えた力が必要。
理屈を超える力とは何か、それが愛の力。
愛を能力として考え、成長させる。
矛盾を生きる力を作る。


西洋人・・・矛盾を排除する
東洋人・・・矛盾を生きてきた

矛盾を生きるとは、考え方や価値観の違う人と共に生きること


『芳村思風 風のことば集』より


やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・




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※終了後、懇親会
(参加費4,000円)



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思風庵哲学研究所