☆☆☆☆☆☆☆
人倫の崩壊、愛の崩壊が、なぜ出てきたか
☆☆☆☆☆☆☆
1.愛が理性化されてしまった
理性が人間の本質とし、理性的な人間を目標としてきたため、
人間性が破壊され、血の通った暖かな心が消えてしまった。
理性で考えたことが実行できない人間はダメな人間とされた。
愛も理性化され、理性的にしか愛せなくなってしまった。
理性的にしか愛せないとは、価値観、考え方が違う人間は愛せないということ。
真理はひとつだから、どちらかが正しい、間違いとなり、
画一性を追求するので同じ価値観にしようと説得する
矛盾を排除しようとし、対立する。
相手が自分と同じ価値観・考え方でないと一緒にできないという人間は、自分しか愛せない人間であり、ニセモノの愛である。
2.愛が文化になっていない
愛は、自然発生的なものと考えられている。
農業は、英語で、アグリカルチャアと文化という言葉がはいっている。
職業で、文化になっているのは、農業だけ。自然発生的なものから進化させている。
愛は、人間が人生を生きるための力にしなければいけない。
愛を文化にしないといけない。
3.愛が学問として根拠を持って研究されていない。
文学のテーマでしかなかった。
愛のバリエーションに悩み、愛に苦しむことになっている。
4.愛を能力として考えることがなかった
愛を情緒、感情としていると、成長させるという発想がない。
愛は、能力と考え、成長させていく。
理性能力は、脳に限定される能力である。
愛は、命を産む能力、命を育む能力であり、命を満たす能力である。
●人間の本質は、心であり、理性的な人間ではなく、人間らしい人間をめざす。
愛を能力としてとらえ、以下に思風会の実力を成長させるかについて「学問」として研究し、
さらに文化たらしめることに努力することがこれからの課題である。
これkらの時代のキーワードのひとつは、「平和」
各地で起こっている、民族紛争・宗教紛争を解決するための答えがある。
ユネスコ憲章の前文に書かれた言葉。
「戦争は、人の心の中から生まれるものであるから、
人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」
平和のとりでとは、愛である。
日本だけでなく、世界のリーダーは、もっとこの言葉を深く理解しなければいけない。
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
●芳村思風先生の勉強会
※平成26年思風会全国大会
10月25日(土)13:00~
ANAクラウン名古屋にて開催予定です
参加費:
講演会+交流会:10,000円
講演会のみ : 5,000円
・9月3日(水)名古屋思風塾
18:00~20:00 WINCあいち
参加費:2,000円
・9月7日(日)岐阜思風塾
・9月18日(木)岡山思風塾
14:00~16:00岡山県立図書館
参加費:無料
※企業の協賛により無料でご参加いただけます
※お問合せは・・・
思風庵哲学研究所
