芳村思風先生の一語一絵のブログ-20

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矛盾を生きる
矛盾を内包した真実の世界を生きる
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わかっていても実行できない。
しかし、知っていると知らないことは、違う。
より良い方向へ一歩でも近づく努力をする。
矛盾をなくそうとしなくてもいい。

理性で生きている限り、対立はなくならない。
理性は、違いを排除する。
考え方が違うと説得しようとする。戦い勝ち負けを競う。

勝つことよりももっと素晴らしいことは、
考え方や価値観の違う人と共に生きること。

そのためには、理屈を超えた力が必要。
理屈を超える力とは何か、それが愛の力。
愛を能力として考え、成長させる。
矛盾を生きる愛の力を作る。

西洋人・・・矛盾を排除する
東洋人・・・矛盾を生きてきた

矛盾を生きるとは、考え方や価値観の違う人と共に生きること
反対意見は、あって当然。
どんないいことをしても、半分は損をする人がいる。
反対意見のいいところを探し、取り入れる方法はないかを考える。
損をする人に対して、どう対応するかを考え、配慮する。

完璧な答や、方法はありません。

次のステップへ行くためには、用意周到な準備も必要。
大切なことは、「先ずはやってみる」。

固定化に対し、変化を求める。
真理ではなく、真実を求める。
矛盾を排除するのではなく、矛盾を内包する。
矛盾を内包した真実の世界を生きる。

普遍的なものを求めていくと、硬直化してしまう。
揺らぎながら、その時の最適なものを求めていく。

ぶれてもいい。ぶれない人はいない。
最終的な夢や目標をしっかり持つ。
考え方や方法は、時代や環境、状況に合わせて変わっていく。

感性論哲学の真髄は、「矛盾を生きる」こと。
揺らいで候。


『芳村思風 風のことば集』より

やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

※今月は、芳村思風先生の言葉だけをご紹介します。
わからないこともあるかと思いますが、ご自分なりに感じてみてください。

●芳村思風先生の勉強会
・9月1日(日)岐阜21世紀クラブ

・9月4日(水)名古屋思風塾
18:00~20:00 WINCあいち
参加費:2,000円

・9月13日(金)滋賀思風塾
・18:30~  草津エストピアホテル JR草津駅前
参加費:4,000円

※お問合せは・・・
思風庵哲学研究所