芳村思風先生の一語一絵のブログ-ee

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偏見は誰にでもある
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偏見は、だれにでもある。
偏見は、間違った考え方ではない。
ある一定の方向から見た正しい考え方。
どんな考え方もすべて偏見です。
だから偏見をなくすのではなく、偏見であることを自覚することが大切なのです。

自分にも偏見があることを自覚している人は少ない。
理性的に合理的に判断して、正しい判断をしていると思っている人は、自分に偏見がないと思っている。
実はその人はすべてを合理的なものへと歪めてしまう偏ったものの見方をしているのです。

人間には、肉体があるので、肉体のある方向からしか見ることができません。
本当の実体や全体はわかりません。
科学も一部分の領域しか見ていません。実体は、全分野、全領域がからみあっています。
だから学問も偏見なのです。

人間が偏見を超えるためには、偏見を無くそうとはせずに、自分には偏見があるという現実と事実を自覚し、
認めることから出発しなければいけません。

「3人寄れば文殊の知恵」というのは、
主観的な物の見方(1人称)・客観的な物の見方(2人称)
そして第3者的な物の見方(3人称)の3つの考え方をあわせて考えることで、より良い考え方になるということなのです。

自分の考え方と違う2つの考え方のいいところを統合して、より良い考え方に成長させるということなのです。

自分の考え方は、偏見であると自覚することが大切であり、
偏見をなくそうとする必要はないのです。

感性論哲学も「感性」をベースにものごとを考えた偏見です。
理性の時代から、新しい時代に必要な原理原則として、
今後100年200年と必要となる考え方です。
その後は、またこの考え方を越える体系が、次の時代に必要な考え方が、必ずでてきます。

それまでの間、人類の人間性の進化のために必要な考え方が、感性論哲学なのです。



やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・

※お詫びと訂正
10月27日(日) 東京京王プラザホテル(予定)
26日(土)は、会場が手配できず、上記翌日曜日に変更になります。

●芳村思風先生の勉強会
・7月から第5期 後継者育成講座が始まります
(全4回)定員は、10名です。

●芳村思風先生の勉強会
・6月28日(金)福井思風塾
18:00~ アオッサ
参加費4000円

・7月6日~7日 後継者育成講座(名古屋)
第5期 1回目

・7月10日(水)
18:00~20:30 名古屋思風塾
WINCあいち会議室
※名古屋思風塾は、企業の協賛により7月まで無料でご参加いただけます
8月より参加費2000円となります


※お問合せは・・・
思風庵哲学研究所